美人で可憐な妹は二人きりになると豹変。
ドSな姉へと変貌し兄を妹として扱い尻を犯す。
■所要時間:7分 ■約5460文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】前で妹を犯すか後ろで妹として犯されるかを迫られるお兄ちゃん」開始
「可苗(かなえ)、ちょっといいかな?」
「はい?」
秀樹は、おずおずと妹に話し掛けた。
彼女は、制服の上にエプロンを羽織った姿で、晩飯の食器の後片付けをしている。
「何でしょう、お兄ちゃん」
蛇口を捻ってお湯を止め、エプロンの前掛けで手を拭きながらこっちに笑顔を向ける。
例え、仕事中であっても手を止め、人の話はキチンと聞く。
亡き母から仕込まれた躾は、こういうちょっとした動作にも表れ、さらにその所作一つ一つに、溢れんばかりの気品が満ちている。
さらに、その輝くばかりの美貌は、彼女の通学する高校(私立フローレンス学園)において、“フロ学の五花”と呼ばれるほどの可憐なものであった。
しかし、秀樹は知っていた。
この花が、決して可憐なだけの存在ではないことを。
その笑顔の裏には、鬼子母神も裸足で逃げ出す、情の怖さがあることを。
そして、これから自分が彼女に対して言う台詞が、まさしく、寝ている虎の尾を踏むに等しい発言であることも。
「――今晩はさ、その……」
「どうしました?」
「……俺、独りで寝ていいかな……?」
「……」
「……あの、可苗……?」
妹の表情から、感情が消えた。
可苗は、その目鼻立ちが美しいだけに、その顔から表情が消えると、さらに凄まじい恐怖と威圧感を相手に与える。
無論、彼女がそんな威圧感を与えねばならない相手など、この実の兄以外にはいないのだが。
――きゅっ。
可苗が再び蛇口を捻る。
ステンレス製のシンクに、叩きつけるような勢いで、水が流れ出す。
勿論、食器洗いを再開するために流す水ではない。
これから起こる騒ぎを、少しでも紛らわすための、意図的な騒音だろう。
この家は二世帯住宅で、階下には、何も知らない祖母が住んでいる。今の二人の関係を、何をどう間違っても、祖母に気取られる訳にはいかないのだ。もっとも、最近は耳が遠くなりつつある祖母相手に、そこまで神経を使う必要があるかどうかは疑問だが。
――つまりは演出なのだ。
この水音一つで可苗は、この空間は今、外界から遮断されたと。さらには『私は本気なのです』と、そう言いたいのだ。
可苗はシンクから離れ、表情も変えず、足音すら立てずに秀樹に近付いてくる。
「か、可苗……っ」
「お兄ちゃん、何でそんなこと言うの?」
「ちっ、違うんだっ、――これは、その……」
「可苗のこと、嫌いになっちゃったんですか?」
「いや、だから、聞いてくれっ! ……これは、その――」
その瞬間、秀樹の目から火花が散った。
腰や膝から力が抜け、壁際に立ててあった食器棚に頭をぶつけ、へたり込む。
彼はその、頬から響く、熱を伴った痛みを感じ、初めて自分が妹のビンタに張り飛ばされたことに気付いた。
いや、もはや眼前の女は“妹”などと呼んでいい、気安い存在ではなくなっていた。
「“お姉様”でしょ? “可苗お姉様”。二人きりで、こういう話をする時は、お兄ちゃんが可苗の“妹”になるはずじゃなかったのですか?」
「……」
「忘れたのですか? “秀美”」
可苗は、その瞳にようやく感情の灯火をギラつかせて、食器棚と背後の壁に、身をゆだねたまま、だらしなく尻餅をつく兄に囁きかけた。
それも意図的に、“秀美”と兄を女の名で呼びながらである。
その眼光に輝く感情とは、怒りと情欲。
そういう生々しい閨の話題を、自分からは滅多にしようとしない兄が、ようやくその手の話の口を開いたと思ったら、寝室を別々にしようというオチだったという失望。怒り。
さらに、その話を口実に、今晩はどれほど酷いお仕置きを、眼前の愛する男に施すことが出来るだろう。そんな情欲。
可苗のその眼光に、秀樹が思わず目を伏せる。
「……忘れていません、“可苗お姉様”……」
「うん、それでいいんです、“秀美”――」
そう言って、可苗は目を潤ませた兄の顎を、くいっと持ち上げると、貪るようなキスをした。
そう。
彼と彼女の間には、そういう契約が結ばれていた。
実の兄妹でありながら、秀樹にとっては、可苗とそういう関係を結んでしまったという事実そのものが、彼の魂を呪縛する格好の鎖となり、以降、可苗の言い出すムチャクチャな要求を、断固たる態度で拒絶できない根拠となっていた。
そして可苗は、性行為に及ぶ晩には、秀樹のことを兄ではなく“妹”として扱うことを、一方的に彼に宣言し、その宣言は忠実に実行された。
実の“兄妹”では無い、かりそめの“姉妹”での痴戯として、可苗は秀樹を嬲り抜き、弄びたおしたのである。
「じゃあ、説明してもらえますか“秀美”、何故そんな可苗を怒らせるようなことばかり言うのか?」
「……」
「言いたくないんですか? それとも、口が利けなくなったんですか?」
「……」
「なら、お仕置きの続きをしましょう」
可苗の細い左手が、秀樹の首にかかる。
その指は、丁度測ったように秀樹の頚動脈にかかっている。
可苗はこうやって、息が出来るギリギリの状態で秀樹に往復ビンタを喰らわすのが大好きだった。
「待って、待って! 言う! 言うから!!」
「では、聞きましょうか」
「……ですから、その――」
この期に及んでも秀樹は言いよどんでいる。
もっとも、早暁までに及ぶ行為を連日連夜、飽くことなく繰り返す可苗の化物じみた性欲は、普通の男ならば3日と耐え切れない過酷なものではあった。
だが、秀樹が言いたいのは、そんなことではなく、更に恥ずべきことであった。
「――たいんです」
「はっ?」
「お尻がもう……痛いんです……。ですから、しばらく、その……休ませて頂きたいんです」
「ぷっ……!」
「?」
「くすくすくすくす……なぁに、それ……?」
「か……なえ?」
「お尻が痛いって……ぷっ……そんな理由で……そんな死にそうな顔しちゃって……くすくすくすくす……かっ、かわいい……」
可苗は、余程おかしかったのか、膝を突き、腹をよじるように笑い始めた。
そんな可苗を複雑な表情で仰ぎながら、しかし、秀樹の心中は穏やかではなかった。
痛いのである。
実際、可苗にペニバンで掘られた肛門が、もはや悲鳴をあげているのだ。
現状では、未だあくまで日常生活に支障をきたす程度ではない。
また、ペニバンを装備し、腰に手を当てて仁王立ちに構える可苗は、それだけで彼の股間がはちきれそうになるほど凛々しいのだが、明らかに、これ以上のアナルセックスはまずいと、そう思わせる痛みが秀樹の肉体を支配しつつあった。
しかし、可苗が笑ったというのは、秀樹にとってはまだ、『少なくとも、今夜は救われたかもしれない』という、希望を抱かせはした。
そして、そのことが、より深い絶望へと秀樹を蹴りこむこととなる。
「じゃ、“前”でしましょうか?」
「なっ?」
「“後ろ”が嫌なら“前”を差し出す。これは妹として、いえ、“兄”として当たり前の事と思うんですけど」
「かなえ……」
冗談ではない。
そもそも、可苗に尻を差し出したのも、彼自身、性行為にどうしてもペニスを使用したくないからなのだ。
兄妹相姦というタブーを犯すことを、この実の妹は何故か、まるで躊躇わない。
避妊に対しての感覚がズボラだというわけではない。
基礎体温も計れば、ゴムも着ける。膣(なか)出しするのは基本的に安全日だけだ。
しかし万一、可苗が妊娠するようなことにでもなれば、自分が全ての責任を負って自殺しても追いつかない。――秀樹はそれくらいは考えるだけの責任感と冷静さはあった。
しかし、かつて可苗は、そんな兄の小心さを笑うようにこう言い放った。
『安心して下さいお兄ちゃん。可苗は、お兄ちゃんの子供なら、むしろ何人身ごもっても大丈夫です』
この発言に、秀樹はさらに慄然とした。そして……
ペニスを使わずして、妹の獰猛なまでの性欲を静めるための器官として、アナルを泣く泣く差し出したのが、そもそもの彼らの擬似姉妹プレイ――姉に貞操を捧げる妹というシチュエーション――を始めるきっかけだったのだ。
「どうします? このまま“お兄ちゃん”として“前”を使って普通にします? それとも“秀美”として私に“後ろ”を差し出します? 可苗はどちらでもいいんですけど」
可苗は薄ら笑いすら浮かべている。
秀樹が知る彼女の排卵周期では、そろそろ危険日真っ盛りのはずである。にもかかわらず、可苗はその笑みを消そうとしない。
「今日、“前”を使ったら、お前は妊娠しちまうんだぞ」
などとは、秀樹は言わない。
妹に対し、“妊娠”というキーワードが脅しにならないことは、この身を以って嫌と言うほど知っているからだ。
「“後ろ”を使ってください、可苗お姉様……」
「いいんですか? まだ痛いんでしょう“秀美”」
「ですから……その……優しくしてください……」
「くすくすくす……仕方が無いですねえ……他でもない、大事な“妹”の言うことですからねえ」
可苗は、その美貌に張り付いた歪んだ笑みを消そうともせず、へたり込んだ秀樹を、頭の先から爪先まで、舐めまわすように視姦すると、
「じゃあ、いつものように始めましょうか」
エプロンを外し、制服と下着を脱ぎ始めた。
そして、その放り投げられた下着と制服とエプロンは、いつものように秀樹が、いや“秀美”と呼ばれる人物がまとうことになる。
「相変わらず、すごく似合ってます……やっぱり“姉妹”の血は争えないですね」
すでに可苗は全裸になって愛用のペニバンを装備し終え、いつでも戦闘態勢に入れる準備は出来ている。
そして、やはり可苗のエプロンと制服に着替えを済ませた“秀美”のメイクを仕上げていた。
「……ありがとうございます、“可苗お姉様”」
秀樹は可苗から目を逸らしながら呟く。
実際、秀樹には女装がよく似合った。
可苗は、ともに十人並みの器量しか持たない両親から、どうしてここまで――と、他者が溜め息をつくほどの美貌と気品を持って生まれついたが、兄の秀樹とて、決してブ男ではない。
妹の美貌がズバ抜け過ぎているから目立たないが、彼とて、美男とは呼べぬまでも、充分ハンサムで通る容姿の所有者であった。
可苗がふざけ半分に彼に強制した女装で、二人は意外なほど女装に違和感の無い秀樹の姿に愕然となる。
そしてその事実は、可苗の嗜虐的で倒錯的な情欲を、人一倍刺激する結果となった。
彼女は自分のクローゼットを秀樹に開放し、非安全日以外の晩、つまり生で膣内射精が可能な晩以外の性行為は、すべて兄に女装を強制し、彼を“秀美”と呼んで、以前よりなお一層、秀樹を弄ぶようになった。
「――これでいいですよ“秀美”」
メイクは終了した。
そこにいるのは、可苗に良く似た一人の少女“秀美”であった。
エプロン、制服、そして下着までも、可苗がさっきまで身に着けていたものは全て秀樹に着替えさせ、彼女は満面の笑みを浮かべていた。
すでに可苗のペニバンの内側は、雨季の湿地帯のようにぬかるみを帯びている。
「さあ、いつものように挨拶なさい“秀美”」
「は…い…」
“秀美”はのろのろと体を起こし、可苗の足元にひざまずくと、そっと、可苗の爪先に口付けをした。
「どうか今晩も……よろしく“秀美”を可愛がってくださいませ。“可苗お姉様”」
「んふふふっ……はい、よく出来ました」
世にも嬉しそうな笑顔で、可苗はシンクで未だ出しっ放しになっている水を止めた。
「それじゃあ“秀美”、お尻を見せてください」
「お尻を――ですか?」
「はい。たった今おっしゃったじゃありませんか。お尻が痛いと。それほど痛いなら、この可苗お姉様が治療してあげます」
「はい……」
耳まで真っ赤にして“秀美”はうつむく。
ウィッグでよく見えないが、羞恥の余り、恐らく首筋まで紅潮しているはずだ。
いつもこうだ。
“秀美”はいつまでたっても、可苗の責めに慣れない。
どれだけ分厚いメイクを施しても、派手な女物の衣服を着せても、彼が女装に興を覚えること無く、男としての羞恥心を忘れることも無かった。
そして、自分が可苗の“兄”なのだという事実も。
(そうこなくちゃあ、ね。お兄ちゃん)
可苗自身、女装や姉妹プレイに身も心もハマってしまった兄が、妹である自分に、自ら尻を差し出して『犯してください』とおねだりする瞬間など想像できない。あくまでも羞恥にむせび泣く兄に女装を強制するからこそ面白いのだ。
まあ、自ら尻をおねだりする兄の姿も、なかなか乙なものではあるだろうと思うが……。
「後ろを向きなさい」
と、言われるがままに可苗に背中を向けた“秀美”の肩が震えている。
例え何をされるか想像はしていても、やはり怖いのだろう。
可苗は、そんな健気な秀樹が可愛くて可愛くてたまらなかった。
文字通り、この手で縊り殺したいほどに愛しかった。
そんな彼が、いや“秀美”がはいているスカートを、そっとめくり上げ、ショーツを膝元までズリ下ろす。
ショーツはじっとり湿っていた。
無論、秀樹自身の体液ではない。
可苗自身の愛液だ。
秀樹がその下着に着替える前、つまり行為直前に可苗の衣服に着替えさせられる前に、すでにして可苗は、今夜の楽しみに興奮して、濡らしてしまっていたのだ。
もっとも、二人からすればそんなことは、特に珍しいことでも何でもないことだったが。
「あ~あ~、確かにこれは痛そうですねぇ」
彼の肛門は、日々の荒淫にすっかり化膿寸前にまで腫れあがってしまっていた。
「ん……ぐぁっ……」
可苗の舌が、そんな“秀美”のアナルをほじくる。
それも、執拗に。何度も何度も、なぞるように。
快感はあった。
しかし“秀美”は、ひりひりとした痛みが、快感以上に、染みとおるようにアナルに吸収されていく。そんな刺激に声を立てる。
「“秀美”、あんまり大きなお声を出したら、下のお婆ちゃまに聞こえちゃいますよ」
「――でっ、でもっ……ひぅっ……ぐっっ!!」
ねちょり、にちゃり、くちゃり……。
徐々にだが、可苗が這わす舌の音の響きが大きくなってゆく。
「ひぐうううっっっ……!! おっ、おねえさまぁっっ!!」
(――お声が大きいって言ってるのにぃ)
ずぶり。
可苗が、舌を“秀美”のアナルに直接挿入してきたのだ。
「~~~~~~っっっっ!!」
もう、自力で立っていられなくなったのだろう。“秀美”が壁に手をついて、体重を預け、必死に崩れ落ちないように、身を支える。
(無駄な抵抗ですよ、お兄ちゃん)
可苗の両手が“秀美”の尻タブを割り、唇と肛門をゼロ距離にして、可能な限り、舌を直腸内に侵入させてくる。
「【エロ小説・SS】前で妹を犯すか後ろで妹として犯されるかを迫られるお兄ちゃん」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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