ジョンに犯されるたびにどんどんヒトではなくなっていくアキ。
ジョンの花嫁になるために躾けられる日々。
■所要時間:13分 ■約9760文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】巨大なマスティフ犬「ジョン」の花嫁として調教されヒトからメスに変わっていく 前編」開始
めちゃめちゃ長いです。その上ダークです
犬X少女 調教 真っ黒 ロリ NTR
「たすけて……ゆるして……お願い、おねがい、おねがいだから」
あたしは闇に包まれたまま泣きじゃくった。
でも、きこえるのは「彼女」のくすくす笑いだけ。
とってもとっても楽しそうな、意地悪な笑い声だけ。
いつものようにソファーに腰掛け、「彼女」はあたしを見下ろしているのだ。
だけどあたしはそれでも願わずにはいられない。
「彼女」があたしの泣き叫ぶ様子をすごく楽しんでいることが分かっていても、あたしが涙を流せば流すほど「ぬれてくる」変態だと分かっていても。
あたしは声を震わせてお願いしてしまう。
だって、すぐそばであのうなり声が聞こえるんだもの。
あたしのすぐ隣をぐるぐる歩き回る気配がしているんだもの。
「お願い!お願いだからこの手錠を外して!たすけて!たすけてよぉっ!」
あたしを「ばんざい」のポーズで鉄格子につなげている手錠を力一杯引っ張る。
もちろん外れるわけなんてない。
ただ鉄格子ががちゃがちゃ鳴って、背後の唸り声がだんだん不機嫌な調子を帯びてくるだけ。
だけど、だから、あたしは叫んでしまう。
「お願い、お願いだから!もう、もう、逆らわないから!もう、生意気なことは言いません。だからだからだからここから出して!」
うなり声がだんだん大きくなる。
あたしの背中に、お尻に、太ももに生暖かい吐息がかかっている。
すんすんと傍若無人に匂いをかがれてしまう。
ああっ!やだ、やだ、やだ、あれは、あれはもういやなの!
「お願い、お願いだから!!ここから出して!お願いだからもうゆるして!お願い!お願い!『ジョン』と同じ檻はいやなのぉ!」
けれどもその悲鳴はあたしの背中を「それ」がぬるりとひと舐めしたとたんに途切れてしまう。
代わりにあたしの唇から漏れるのは涙混じりの甘い声。
たった一週間で変わってしまったあたしのカラダが、あたしの心を裏切ってあげてしまうとってもいやらしい声。
そして「それ」の舌があたしの躯を嘗め回すうちに、あたしの頭の中は気持ちのいいことでいっぱいになってゆくのだ。
ああ、ああ、ああ。
熱くて長い舌があたしの身体に「しるし」をつけてゆく。
肩を、背中を、腰を舐めるときは鼻先を押しつけて。
脇腹は触れるか触れないかのタッチですんすん匂いを嗅いでから、ぬるりと勢いよく唾液を塗りつけてあたしに悲鳴を上げさせる。
足の裏もふくらはぎもくるぶしも、膝裏も「ジョン」はとっても美味しそうに舐めまわし、足の指なんて甘噛みしながら一本一本唾液でぬるぬるにして、あたしの頭の中を真っ白にする。
うなじにキスをするときは毛むくらじゃらな身体を密着させてきて、あたし
の敏感になった背中を脇腹はその毛皮でたっぷり刺激されてしまう。
耳のなかをぬるぬるぴちゃぴちゃ舐めるときは、あたしの肩になれなれしく
両前脚を乗せているだけでなく、固く熱くそそり立った「アレ」を背中に押し
つけて誰があたしの支配者なのかを無言のうちに理解させようとする。
そしてそして、腋の下は特に念入りに意地悪するのだ。
つんつん、ぬりぬり、くんくん、ぬらり。
あたしの悲鳴が罵倒が懇願が、けだものみたいなあえぎに変わっても、「ジ
ョン」はたっぷり舌を使って鎖につながれた女の子をいじめ抜くのだ。
跪いた姿勢で檻の中に閉じこめられ、両手を「ばんざい」の格好で鉄格子に
つながれた女の子がぎゅっととじ合わせていた太ももを緩めてしまうまで、や
がてだらしなく開いた唇から甘くとろけた吐息と涎をこぼしつつ、上半身を鉄
格子にぐったりと預けてしまうほど発情するまで、「ジョン」はよく動くざら
ざら舌で意地悪を続ける。
鎖につながれた女の子がかんぜんに屈服してくたりと腰を落とし、必死にく
っつけていた膝を緩めてしまうと「ジョン」は大喜びで鼻面をその太腿の間に
つっこんで、こぼれる蜜を好き放題に舐めすすり、彼女に絶望と快楽を与える
のだ。
「亜紀ちゃんったらジョンにクリトリス舐めてもらってると、とっても素敵
な声で鳴くのね。あ、いまの音色は『奥』の方も舐めてもらったときかしら?
うねうねよーく動くそれで夢見心地になったのかしら?ふふっ、いまのはお尻
の穴を悪戯されたのね。ああ、本当にいまの貴女はとっても素敵な女の子よ」
「彼女」に見下ろされ嘲笑されてももうあたしは何も言い返せない。
それどころかいまのあたしは「ジョン」の荒い呼吸と低いうなりで成立する
「命令」に逆らうので精一杯なのだ。
「ジョン」のいやらしい舌が与えてくれるすごい快楽、それに意識がどろど
ろにされて不自由な体制のままつきだしたお尻をくりくり振り始めたあたしに
は、その「命令」に従わないだけで精一杯なのだ。
そう、彼は命じているのだ。
……ほら、オマエの「ごしゅじんさま」にお願いするんだ。
……ほら、「鎖を解いてください」って言うんだ。
……そうしないと「ください」の姿勢がとれないだろ?
……両手を床について、お尻を高く上げた姿勢がとれないだろ?
……ほら、「鎖を解いてください」って言うんだ。
……そうすれば、オマエをもっと「よく」してやれるんだから。
……ほら、昨日も一昨日も、その前の晩も「見物」しただろ?ニンゲンのメ
スたちがオレタチの「花嫁」になるのを。
……ほら、思い出しなよ。オマエが「見学」したメスたち、みんなすごく嬉
しそうだったろ?みんな最後は感謝してただろ?
……ほら、お願いするんだ。「ください」のポーズ、取りたいだろ?もう意
地なんか張らずにオレに後ろから乗られてずぶずぶ突いてもらえば、どんなに
素敵か教わったじゃないか。
……それともアレか?「ごめんなさい」のポーズでシてほしいのか?真っ白
なオナカをさらして、脚をぎゅううって開いたポーズでズブってシてほしいの
か?
……まぁどっちにせよ、鎖は解いてもらわないとダメなんだぜ?
……ほら、アキ、お願いするんだ。オレの花嫁になりたいって……ほら?
何人もの「おんなのひと」を支配したそのケダモノの「声」をあたしははっ
きりと理解してしまう。
何日も……ひょっとしたら何週間も……監禁されて、この黒い獣に恐怖と屈
辱と快楽を教え込まれたあたしは「ジョン」が何を望んでいるか理解できてし
まうのだ。
だからあたしはなんどもなんども首を振る。
「やだよぉ、やだよぉ、『ジョン』の……イヌの、犬のお嫁さんにされちゃ
うなんていやなの……」
目隠しを涙で濡らしながらなんどもなんども首を振る。
ケダモノの放射する恐怖に、彼が与えてくれる欲望に負けてしまいそうにな
りながらあたしはなんども首を振る。
そのはかない戦いが「彼女」をさらに喜ばせてしまうことが分かっていても
。
このままだとあたしは快楽と引き替えに自分からこの黒いマスティフに処女
を捧げてしまうことが分かっていても。
だって、だって、きっと助けが来てくれるはずなんだから。
真由おばさんがあたしを捜してくれるはずなんだから。
和人だってあたしを捜してくれてるはずなんだから。
そう。もうじきあたしは助かるんだから。
みんなが助けに来てくれたときに、あたしが「ジョン」が大好きになってし
まっていては絶対にダメなんだから。
モニターの中やステージの上の「彼女たち」みたいに犬とのせっくすのため
ならどんなおねだりをしちゃうようになっていてはダメなんだから。
この黒くて大きなマスティフに押し倒されて這いつくばらされて、ずぶって
貫かれて腰を振るのが大好きになってしまったらダメなんだから。
モニターの中やステージの上の「彼女」たちみたいに何時間も続く「なかだ
しせっくす」のあいだじゅうずっと「カレ」の素晴らしさを褒め称え、「カレ
」に愛されている自身の幸福を感謝し、ようやく瘤付きのペニスがごぼりと抜
かれたあとは糸の切れた人形のように恥知らずな大股開きのままうつろな瞳で
横たわっているなんて絶対にイヤなんだから。
そのうえカメラマンがけらけら笑いながらぐいっと近づけてくるビデオカメ
ラにだらしないイキ貌をじっくりたっぷり撮られたのちに「ねえねぇ、イヌと
のセックスはよかった?人間やめてよかったぁ?」って尋ねられてもうっとり
ふんわりほほえんで、涙を浮かべてこくこくうなずくような女の子になっては
だめなんだから。
そんなことになったら、真由おばさんは悲しむにちがいない。
そんな風になったら、和人に軽蔑されてしまうのだから。
だからあたしは「ダメ、ダメ、ダメなの……あたし、『ジョン』のお嫁さん
になんてなりたくないの……」と叫ぶのだ。
弱々しい声で、すっかりいやらしい甘いあえぎ声混じりで。
******
「あーっ!如月……また勝手に来てる!」
どたばたと玄関から走って来るなり和人は口をとがらせる。
「勝手じゃないわ。真由おばさんから頼まれたんだから」
「ふーん」明らかに和人は納得してない。まぁ勝手に鍵を開けて冷蔵庫のア
イスを、それも最後の一個を食べてるんだからしかたないのかも。が、その彼
もあたしの足下で幸福そうに横たわっている生き物を発見するとさすがにうん
ざりした表情になった。
「……おい、太助、オマエ、如月にナニ踏まれてるんだよ……それも腹を。
ったく、このスケベ犬!お前にプライドってものはないのか?」
和人の指摘を太助クンは見事にスルーして、その代わりあたしを真摯な瞳で
見上げていた。あたしはご褒美に太助クンのお腹をつま先でこちょこちょとく
すぐってあげる。
「勝手じゃないもん。真由おばさんが『馬鹿なうちの息子に勉強教えてくれ
ないかしら』って言われたから。だから」
仰向けになったままフローリングの上でぱたぱたとしっぽを振る太助クン、
それを見て深い深いため息をつく和人。
「なんだかすっかりお前になついちゃったな……」
「和人よりあたしの方が偉いってことがちゃぁんと分かったみたいね。さっ
すがコリーって頭がいいわぁ」
「なに言ってるんだよぉ」この太助クン……白黒ブチのコリー……と一緒に
育ってきた和人は彼の裏切りぶりに納得いかないらしい。
「ほれ、真由おばさんから」ぶつぶつ言う和人にあたしは預かりもののメモ
を渡す。それを一読して和人は唇をとがらせる。
「『亜紀ちゃんが夕御飯を作ってくれるそうですからありがたくいただくこ
と。残したらオシオキです』ってなんだよ。お前が作れるご飯って……カレー
くらいだろ?」
「ちがいますー」あたしは指を振ってクラスメイトの誤った認識を訂正する
。「スパゲティも作れるんだから」
がっくりと和人の肩が落ちた。見ていて飽きない。ほんとに。
「さぁさぁ、さっさと宿題、カタしちゃいましょ」
あたしはにっこり微笑んで、和人はもう一度ため息をつく。
和人……佐藤和人とあたし……如月亜紀の関係は「幼なじみ」ということに
なっている。一応は。
けれどもそれはいろんなものをオブラートに包みすぎのような気がする。
あたしが和人の家を頻繁に……ほぼ毎日……訪問するようになったのは2年
前くらい、つまり小学四年生のときからだ。
それまではせいぜい二週間に一度くらいだった。それも和人が持ってきてく
れた真由おばさんのお料理が入っていた入れ物を返すためって感じでほとんど
長居はしなかった。
けれども「あの日」以来、あたしは自分の家にはできるだけいないようにし
ていた。
そう、「彼女」がパパの結婚相手として家にやってきてからは。
「彼女」は子供だった当時のあたしから見ても完璧な美と知性を備えた女性
だった。
あたしが四つのときにママが亡くなって以来独身だったパパが「彼女」に恋
に落ちたのも当然のように思えた。ほんと、パパったら二十歳を超えたばかり
の「彼女」にすっかり夢中だった。
あたしに対しても「彼女」のことしか話さなくなって数週間で、「彼女」と
パパは結婚した。
あたしはそれを喜んだ。
当然だろう。「彼女」は完璧なママにもなってくれそうだったのだから。
そうしてすぐにあたしは自分の判断が間違っていたことを知った。
あたしは気づいてしまったのだ。「彼女」が邪悪な何かを隠していることに
。
けれども家を飛び出すことができないあたしに居場所をくれたのが真由おば
さんだった。
彼女はあたしのママ……死んでしまった「本当の」ママ……の親友で、何か
につけてあたしに気を配ってくれる女性で、だからあたしが「彼女」とうまく
いっていないことを理解してくれたのだ。
そこで真由おばさんはいろんな理由をつけてあたしを家に呼んでくれた。
……夕食はどうかしら?
……一緒に買い物に行かない?おばさん、女の子と買い物に行くのが夢だっ
たの。
……和人とお留守番してくれないかしら?
……亜紀ちゃんは犬は好き?じゃ、うちのコリーの「太助」を散歩に連れて
行ってくれない?
……ええ、ですから亜紀ちゃんと和人は幼なじみですから、そんなに気にな
さらなくてもいいんですよ「お義母さま」。
だからあたしは朝がくるまでのそのあいだ、自分の部屋に鍵をかけて閉じこ
もっていればよかった。
パパと「彼女」の関係が夫婦から別の何か……「彼女」の理不尽な命令にパ
パがおどおどと従い、プライドもなにもかも捨てて跪いて慈悲を乞うもの……
へと変化し、その代わり寝室から聞こえてくる「彼女」の叫びがひどく生々し
く衝撃的なものへと変わっても、あたしは気づかないふりをして二人から目を
逸らしていた。
パパが「彼女」のペット、いやそれ以下の存在になってしまったことが分か
っても、あたしは理解できないふりをした。
「彼女」が私に性的な興味を……ペットあるいは奴隷のようなものにしたい
という欲望を……持ち始めたことをはっきり自覚したのはあたしが六年生にな
ったときだった。
それでもあたしは彼女を避けていれば何とかなると思っていた。
遠縁の大おばさまの紹介(おばさまに状況を知らせたのは真由おばさんだっ
たことをあたしはあとになって知った)で全寮制の中学校に進学することにな
っていたあたしは、時間が早く経つことだけを願っていたのだ。
ただ、心残りがあるとすれば、寮に入ってしまえば、このひとたち……親切
な真由おばさんに、とっても素直な太助、それにとっても優しい和人のパパ、
それから、それからバカだけどちょっとがさつだけど、あたしをずっと大事に
してくれて(だから太助が勘違いしちゃうんだけど)、ずっと守ってくれてる
和人……とは頻繁に会えなくなることだった。
特に最近、あたしにようやく身長が並んだ和人とは……離れたくなかった。
「亜紀ちゃんって美人だから、佐藤くんがはやく告らないと取られちゃうよ
」
「しってる?ときどき近くの中学生が亜紀ちゃんを見に来るんだよ」
「中学生だけじゃないよ。高校生もだよ」
「亜紀ちゃんと一緒に歩いてるとさ、あたしたち小学生なのにナンパされち
ゃうんだよ」
「このあいだは街でスカウトされちゃったって」
無責任な噂を並べ立てるクラスの女子にからかわれて真っ赤になっている和
人(そう、和人は真っ赤になってたけどあたしとの仲を全然否定しなかったの
だ!)を見てしまったときにあたしは気づいてしまったのだ。
あたしは和人が本当に好きなのだって。
だからあたしは真由おばさんが冗談めかして「亜紀ちゃん、もううちの娘に
なっちゃおうか?うちのお父さんもね『亜紀ちゃんみたいな娘がいてくれたら
』っていつも言ってるし」と言ってくれてわんわん泣いてしまったのだ。
このまま真由おばさんの娘になれて、おじさんの娘になれて、それから、そ
れから……和人のお嫁さんになれたら……と本当に願ってしまったのだから。
やがて小学生最後の夏休みをあたしたちは迎える。
もちろんこの夏休みをあたしは太助クンと真由おばさんと、そしてもちろん
和人と過ごすつもりだった。
課題もレポートも、遊びもプールもあたしは和人といっしょに経験するつも
りだった。
そして、和人に伝えるつもりだった。
あたしの気持ちを、あたしが未来にどうなりたいかを。
そうして和人と「絆」を作りたいと願っていた。
それが全然早いとは思わなかった。
だって、一緒に過ごせる最後の夏休みかもしれないんだから。
だけど、あたしは和人と一緒に夏休みを過ごすことはできなかった。
夏休みの始まるその日に、あたしは「ここ」に連れてこられたのだ。
パパに勧められたコーヒーにたっぷり入れられていた薬剤で意識を失ったま
ま。
山奥の大きな山荘の地下に。
「彼女」の邪悪な欲望を満たすために。
あたしはそこで体高が一メートル近い巨大なマスティフ犬「ジョン」と対面
する。
大きな口の端から涎を垂らしてあたし近づいてきたそれは、あたしに対して
はっきりと獣欲を抱いていた。
彼女はあたしに宣言する。
如月亜紀はこの黒く逞しい「ジョン」の花嫁になるのだと。
一月かけて如月亜紀は「花嫁修業」を積み、人であることをやめて素敵でか
わいい雌犬になるのだと。
涙を浮かべて後じさるあたしの肩を押さえたのはパパだった。
薬でもうろうとしているあたしのパジャマと下着を剥ぎ取り、女の子なら絶
対に人目にさらしたくない場所を「彼女」の構えるビデオカメラのレンズにさ
らけ出すポーズを強いたのもパパだった。
「えらいわ、亜紀」とても嬉しそうに「彼女」は言った。「『ジョン』のた
めに貴女は純潔を守ってくれたのね。佐藤和人クンの穢らわしいものに開通さ
れたんじゃないかと思って『ママ』はとっても心配だったんだから」
つぷり、と腕に刺さった注射針をぼんやり見つめながら、あたしはぽろぽろ
と涙をこぼすしかない。
……ごめん。ごめんね。
あたしはだれかに謝っている。
……プールも、図書かんも、遊えんちも、えいがも……うみも……いけなく
って。
……ごめん……ごめ……ん……あげら……れなく……て。
……あたしのはじめて……かず……と……に……。
……さいごにおぼえていたのは、あたしをみおろすまっくろのおおきないぬ
。
……うれしそうにゆがむおおきなくち。
……とってもざんこくなあかい……ひとみ。
******
ずいぶん経ってから「ママ」はわたしに教えてくれました。
躾のなってない小犬にまず教えなければいけないのは、「自分がヒトじゃな
いこと」だそうです。
……はい、こちらをごらんください!画面に映っているのは「アキ」という
生意気なコが躾をしてもらっているシーンです。
このコは十二にもなったのに御主人様の言うことが聞けなくて、交配相手を
毛嫌いして、そのうえ自分が賢いと思いこんでいる本当にだめなメスでした。
だからまず、着ているものは全部脱がされて、目の前の暖炉で灰にされてし
まいました。
ウェーブが自慢の長い髪も、イヌの姿勢じゃみっともないからきちんと編ん
でしまいます。
それから大きな首輪と足輪、それからリング付きのグローブをつけて、みな
さまの……ええ、見学のかたやほかの御主人さまたちにごらんいただきながら
躾を受けます。
ええ、そうです。まずはちゃんとした”うぉーきんぐ”から学ぶんですよ。
もちろんリードを引く人にあわせて歩くんです……四本の脚で。
はい!足輪とグローブはそのためです。足輪とグローブがワイヤーでつなが
っているので立ち上がることはできませんからしっかり飼い犬としての歩き方
を学べます。
それにグローブのおかげで指を使えないことも「アキ」の自覚を促すんです
。
ほら、リードを外したくても外せない。ワイヤーだってもちろん無理。
……あらあら、ぺたんと座り込んで、顔を真っ赤にして叫んでます。本当に
だめな子ですね。
はい。当然うるさく吠えるようなコには……口枷ですね。涎をだらだら流し
ながらの”うぉーきんぐ”なんて、本当にみっともないのに。
でも、強情で聞き分けのない「アキ」も、御主人さまのすばらしいリードさ
ばきであんな無様なポーズを取らされて……そうなんです。リードを踏みつけ
ながら引っ張ってますからどうがんばってもお尻を突き出した姿勢になって…
…ああ、あれ、すごくじんじんするんです。皆様に見ていただいてのスパンキ
ングは。
恥ずかしくて、悔しくて、痛みはあんまりないんです。でも心に刻まれるん
です。ご主人さまに逆らうのがどんなに悪いことかが。
ほら、ちゃんと歩き始めましたよ。
膝をぴん、って伸ばして、真っ赤に腫らしたお尻をふりふり揺すって、ぽろ
ぽろ泣いて。
「アキ」ったら「ヒト」と同じ学校に通っていた頃はお尻が大きいのを気に
してたんですよ。校外学習の電車の中で出会った痴漢さんに行きも帰りもミニ
スカートの上からお尻をずーっと悪戯されてたからよほど目立つと思ってたん
ですよ。
ふふっ、だけどいまの「アキ」は見学のみなさんに「ぷくっと飛び出た素敵
なお尻」って褒められて混乱してますね。
ああでも、三〇分もコースを続けていると周りの目なんか気にならなくなる
んです。
「ご主人さまのリードがすべて」になるんですよ。
頭に血が上って、ご主人さまの声だけがわんわんこだまして、時々強く曳か
れるリードだけを注意していくうちに、ペットとしての自覚がだんだん高まっ
てくるんです。
もちろんこれくらいのトランス状態ならどなたがリードを握っても大丈夫。
プライドばかり高い小学校教師が、自分の生徒よりも年下の男の子のリード
に曳かれて泣きながらぐるぐる走り回る映像もライブラリィにありますから、
あとでお見せしますね。
ほら、もう五人目の「ご主人さま」にリードが引き継がれてますけれど「ア
キ」はとっても素直に”うぉーきんぐ”できるようになってますよね?
口枷がなくてもちゃんと黙っていられるようになりました。
それに、言われたとおりにえっちにお尻をふりふりしてご主人さまと見物の
方々の目を楽しませることもできてます!さっきまでの我が儘ぶりが嘘みたい
。
ほら「オス犬のおしっこのポーズ」もできるようになりました!あは、スト
ロボがパシャパシャ光るなかでもお手入れされてない毛並みを披露できてます
ね。ふふっ、拍手がもらえてすっごく嬉しそう!
ええ、もう全然恥ずかしくないんです。
最初の「お注射」と首輪と拘束具、それから皆が自分に浴びせる軽蔑と好奇
の視線。
ご主人さまの確信に満ちた命令とリードさばき。
それがわがままで勘違いな「小犬」の心を矯正するんです。
リードに曳かれて命ぜられるとおりに足を進めていくうちに「アキ」は「ヒ
ト」から素直なペットに変わっていくんです。
恥ずかしいと思う心は「ヒト」のものなんですから。
あは、だんだん足取りがあやしくなってきました。甘えん坊のペットだから
、全然体力がないんですよ。
でも全身を汗で滑らせて、あんなに肌をピンクにして……それにあのものほ
しそうな貌!
お客さまが「十二歳とは思えない色気」っておっしゃるのも分かりますよね
。
ほら、「ご主人さま」にすがるような瞳!
喉はもうからからで、水を飲ませてもらえるのならもうなんだってするでし
ょうね。
……はい。そうです。
ここでタイミングよく給水とスキンシップの時間を持ってくると、ペットの
躾はとてもスムーズに進みます。
「【エロ小説・SS】巨大なマスティフ犬「ジョン」の花嫁として調教されヒトからメスに変わっていく 前編」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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名無しくんのそのまんまが出たぐっちょぐちょのコメント書いてけよ!
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紳士な名無しさん 2017年04月08日 16:21:51
これ大好きだからこっちでも読めて幸せ