もうどいつもこいつも病んでやがる・・・。
なんてすばらryおかしい喫茶店なんだ。
■所要時間:21分 ■約11773文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】ヤンデレ喫茶に10回行くと監禁されるらしいので実際に検証してみた 4発目」開始
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大学からの帰り。
人でごったがえしている都内の大通りを俺は歩いている。
大通りに面する場所には、色々な、多種多様な店舗が軒を連ねている。
大手百貨店、大型電気店、数十階建てのビルに、古今東西の料理店。
通行の邪魔になるような小型の立て看板を手でどけて、人の波を避ける。
――めんどくせえ。
しかし、それでも俺の足は浮き足立っていた。
まるで天にも昇ろうかという気分ですらあった。
それは何故かというと、春香のいるメイド喫茶へと向かっているからだ。
今から春香の癒しの笑みを拝むことができるかと思うと、人の波もなんのその、というやつだ。
ホームセンターとコンビニの間に置いてある立て看板をどけて、通り抜けてからまた元に戻す。
人が一人余裕を持って通れるぐらいの幅の路地に入ると、
俺はいても立っても居られなくなり、駆け出した。
――この先に、春香がいる。
それだけしか、今の俺の頭の中にはない。
それ以外は考えない。走りながら、勢いをつけすぎて軽く前のめりになる。
倒れそうになったところで、体を軽く前に倒して足を強く踏み込む。――倒れずに済んだ。
ボロボロの服で春香に会うなど、俺にはできない。
そうなったら今日は春香と顔を合わせることもできない。
こけるわけにはいかないのだ。
その後はスローペースで路地を走って、メイド喫茶の前に到着した。
緊張で震える手で、喫茶店のドアの取っ手を掴み、静かにドアを引く。
喫茶店の店内が、良く見えた。
木製のフローリングになっている床。
右手にふたつ、左手にふたつ、向かい合わずに交互に並ぶテーブル。
グラスやカップや大小の皿が納められた食器棚が奥に置いてある、カウンター。
そして、入り口のすぐ近く。
俺の立つ場所から見ると、右斜め前の位置。
「おかえりなさいませ。ご主人様」
メイド服を着て、ほほえみを浮かべる春香がいた。
春香が優雅に頭を下げる。俺は首を軽く前に倒した後で、店内に足を踏み入れた。
春香は音を立てるなと命じられたかのように、小さな靴の音を立てて、前を歩いている。
思わず、その後ろ姿に息を呑んだ。
そのまま近づいて、彼女の細い体を抱きしめたくなったが、自分を叱り付けてそのまま歩く。
「こちらのお席にどうぞ」
春香がカウンター前の椅子を引き、座るよう促した。
無言でその椅子に座る。音を立てないように。クッションをゆっくりと潰すように。
「何にいたしましょう。ご主人様」
――君を。
などとは言えるはずもなく、「コーヒーをください」とだけ告げる。
「かしこまりました。それでは、少々お待ちくださいませ」
そう言って、春香は手を前に合わせて、カチューシャを見せるように礼をした。
後ろを振り返り、春香はカウンターの中へと入っていった。
店内をカウンター席から見回す。
どのテーブルにも客はいないし、他のメイドさんもいなかった。
時刻はまだ四時を少し過ぎたばかりだというのに、めずらしいこともあるものだ。
「~~♪」
カウンターの向こうから、春香の鼻歌が聞こえる。
コーヒーを淹れながら、彼女は目を細めた、優しい笑顔でそこにいた。
彼女が嬉しそうにしていると、俺の心の中にも花が咲く。
そのまま、春香のハミングを目を閉じたまま聞いていると、しばらくして歌が止まった。
春香が、コーヒーカップをトレイに乗せて、カウンターから出てきたのだ。
「ご主人様。コーヒーをお持ちいたしました」
メイド服を着た春香が、左掌の上にトレイを乗せて俺がいる席の前へとやってきた。
コーヒーカップが乗せられたソーサーの縁を右手で持って、カウンターの上に置いた。
同じくカウンターに置かれたミルクと砂糖を入れようと手を伸ばすと、白い手が横から伸びてきた。
「今日はご主人様が来られてから10日目になりますので、私めにやらせてくださいませ」
そう言うと、彼女は砂糖を入れて、次いでミルクを入れた。円を描くように。
コーヒーと乳白色の液体をスプーンで混ぜたあと、カップを差し出された。
「どうぞ。お召し上がりください」
右手の人差し指をカップの取っ手に回し、コーヒーを飲む。
いつもより、美味い。
なぜだろうか。――いや、愚問だな。
春香が淹れたコーヒーに、春香が入れた砂糖とミルクが合わさっているのだ。
俺の味覚は、これ以上美味いものは存在しない、と断言している。
そのコーヒーを味わって飲んでいるうちに、いつのまにかカップの中身が空になった。
残念に思いながら、カップをゆっくりとソーサーの上に置いた。
すると。
「ご主人様。もう一杯、いかがですか?」
春香がポットを持って、俺におかわりをすすめてきた。
せっかくの誘いを断るわけがない。
俺は「いただきます」と言って、コーヒーを淹れてくれるよう頼んだ。
ポットから、黒と琥珀の中間の色をした液体がカップに注がれる。
春香がコーヒーを注ぎ終わったあと。
なんのはずみかはわからないが、彼女の手が滑ってポットが俺の膝の上に落ちてきた。
膝の上で一旦止まり、ポットが床に落ちる。
――ガシャン
という音を立てて、ポットが割れた。
「も、申し訳ありません!」
と言って、春香が床に膝をつき、布巾を持って俺の膝を拭き始めた。
彼女は泣きそうな目をして、俺のジーンズを布巾で擦っている。
そして、彼女の手が右膝から左膝に移ったとき。
――ドクン
心臓の音が俺の耳に届いた。
春香はしゃがんで、俺の――股間の前にいる。
彼女の目は潤んでいた。
今にも泣き出しそうな顔をしていた。
その顔を見ているうちに、俺は、自分の喉が締め付けられるのを感じた。
普段より、目が大きく開いた。
目は、初めのうちこそ春香の顔を見ていたが、いつのまにか視線が下へと向かっていった。
その先には、メイド服のエプロンを押し上げている、春香の胸がある。
俺の手はポットが落ちたときの驚きで肩の辺りに上がっていたが、
その手が、肘が、腕が、うずうずとしていた。
手が震えている。
寒いわけでも、武者震いをしているわけでもなく、勝手に動いている。
俺の意識は「動くな」とだけしか言わないが、頭の奥の深い部分が言っていた。
――――春香を犯せ。
ジーンズに押さえつけられている肉棒が脈を打った。
睾丸の辺りから骨盤を通り、へその下の部分に得体の知れないものがたまり始めた。
――これは、肉欲だ。
「ご主人様? どうなさいましたか?」
春香の声が、下から聞こえた。
それは俺の耳だけに聞こえるはずだったが、股間にまでその声が響いてきた。
怪訝な顔をして、春香が俺の顔を上目遣いで見つめてきた。
奥歯を強くかみ締める。
鼻から大きく息を吸う。
唇を固く、離れないように強く押し付ける。
それで、なんとか体の感覚を春香に向けないようにすることができた。
が。
「ご主人様……?」
春香の白い顔が俺のすぐ目の前にやってきて、
俺は――顔の力を抜いた。
両手で春香の顔を鷲づかみにする。
柔らかい髪が俺の指の先をとおりすぎ、指の間に埋まった。
春香は口を薄く開けて、俺をまっすぐに見据えている。
彼女の唇が薄いピンク色をしていることを理解したあと、そのあとは何も考えずにキスをした。
策も、技も、加減もなかった。
ただ、彼女の唇に自分の唇を合わせて、舌を突き出した。
彼女の舌を求めて、俺の舌は動き出す。
春香の舌の先端を、舌の裏を、舌のくぼみを舐める。
舌の先端に、意識は全て集中していた。
春香の舌は、俺の舌のなすがままにされていた。
従順に、荒い波に揉まれつづけるようにたたずんでいた。
唇を離す。
春香は呆然として俺の目を見つめている。
けれども、その目に嫌気が混じっていないことを悟った俺は、再度くちづけた。
今度は、唇を当てて、舌で舐めるだけではなく、頭までが動いた。
首の力を使って、唇を強く押し付け、舌を深く突き出す。
俺が首を左右に振りながらキスをしていると、春香の首までもが応えるように動き出した。
「ん、ふぅ……はぁ、ん……」
お互いが首を曲げるたびに唇の結び目から声が漏れる。
しかし、俺も、春香も唇をくっつけたまま、離そうとはしない。
この熱を、放したくなかった。
春香の脇に、左右それぞれの手を差し込み、彼女を立ち上がらせる。
まだ、お互いの唇は離れていない。
手を春香の背中に回し、抱きしめる。
柔らかい。
まるで、ぬいぐるみかなにかのように、ふわふわしている。
春香の頭に手を当てて、さらに強く唇を押し付ける。
もう――止まることはできない。
その体勢のまま、春香の体を抱えるようにして前進する。
喫茶店に置いてあるテーブルに、春香の体がたどりついた。
そのまま、春香をテーブルに押し倒す。
一旦唇を離す。
俺と、春香の唇が結びついていた証のように、透明な細い糸が伸びる。
春香を見る。
顔が紅い。
目は潤んで、目じりは垂れ下がっている。
俺が見ていることに気づいたように、口の端を少しだけ上げて笑った。
その笑顔はいつも俺の心を癒すものだった。
が、今ではその笑顔すらも蹂躙することができる。
――その一手が俺には与えられている。
首を下に曲げて、春香の胸を見る。
呼吸に合わせて、上下に動いている。
二つのふくらみが、メイド服の胸元を押し上げて、その存在を主張している。
膨らみの頂点に向けて伸びるしわを見ているうちに、俺はそれに手を伸ばしていた。
両手でエプロンの上から乳房を揉む。
柔らかな、布の感覚が両手にある。
だが、――物足りない。
左手を春香の背中に回し、エプロンの結び目を探る。
丁度、腰のうしろに布の塊があった。
力任せに引っ張る。すると、結び目がよりいっそう大きくなり、解けなくなった。
何度やっても解けない。
――ならば。
エプロンがずれないようにするための、肩の布を引きちぎった。
エプロンをひっぺがすと、今度はブラウスが現れた。
左右の布を結び付けているのは、小さくて、黒いボタンだった。
両手の指をボタンの間につっこむ。
勢いよく腕を、外に向けて開く。
「あっ……」
ピンクのブラジャーがそこにはあった。
小さなフリルのようなものが、アクセントとして飾り付けられていた。
その形と色は俺をさらに興奮させた。
背中に手を回し、手探りでホックを取り外す。
背中から、ゆっくりと体に這わすように、手で下着と肌を引き剥がして、体の前に持っていく。
正面に手がやってきた時点で、そのまま手で布を押し上げる。
そこには、春香の乳房があった。
下着をつけていなくとも、それは形を崩すことなく、そこにあった。
右の乳房の頂に、くちづける。
唇の先で甘噛みすると、それは柔らかい感触を残したまま、潰れていく。
一度唇を離す。
今度は舌を唇から突き出し、ぺろり、と舐める。
すると、春香の口から喘ぎ声が漏れた。
舌を動かすたびに、その声はさらに甘さを増していく。
それは何度か手を往復させていないと完全に捲くれないものであったが、
何度か、繰り返していく内にスカートの縁が俺の手の中におさまった。
春香の白い太腿に、口をつける。
舌で押しやると、柔らかく押し返す。そんな感触だった。
ショーツの上から秘所に手を当てると、そこはすでに愛液が溢れていて、ぐっしょりと濡れていた。
親指をそこに当てて、軽く押す。
「…っん、くぅ…はあっ……」
それだけで、春香の両足に力がこもった。
続けて、強く押したり、上下に押しやる。
そのたびに春香の白い足は力を込めて動き出す。
腰に手を当てて、ショーツの端を指で引っ掛けて、膝を通り、足首から脱がせる。
俺の目の前には、彼女の膣口があった。
そこからはすでに彼女の愛液が滴り落ちていて、スカートにしみを作っていた。
舌をその割れ目に這わせて、舐め上げる。
「る、ぁ、めぁぁ……ごしゅ、じ…ん……ぁ…」
幾度となくそれを繰り返すうち、彼女の陰裂はふるえてきた。
春香の足も、ふるふると動いていた。
両手で、彼女の腰に手を回す。
テーブルの上から、彼女の腰だけをはみ出させるようにする。
俺は、下半身を覆う全ての衣服を脱ぎ捨てて、それから、彼女の体と向かい合う。
目の前には、春香のあられもない姿があった。
口からはよだれを垂らし、胸元を隠す衣服は破かれ、白い乳房がむき出しになっている。
そして、俺の腰の前に、春香の陰裂がある。
へその下から彼女の体にぴたりと体を合わせて、少しずつ腰を近づける。
亀頭を春香の入り口に当てて、そして、一気に腰を突き出す。
春香の口から、叫び声が飛び出した。
その声が、まるで誘っているような響きに聞こえてくるほど、俺はおかしくなっていた。
腰を突き出して、肉棒を深く突き刺し、一気に引き抜く。
「ご、ぉっ、し……いん…ああ! …さ……ふぁっ!」
突き出すと春香は歓喜の声を上げる。
引き抜くと、切ない声を上げる。
――たまらない。
止まることなど、熱に浮かされた体では考えもつかなかった。
じゅ、じゅ、という音が聞こえてきた気がする。
だが、俺には春香の喘ぎ声しか聞こえない。
そして、大きく、理性の壁を破壊する流れが股間に集中して――俺は果てた。
そのあとは、よく覚えていない。
欲望が爆発して、そのときの記憶を頭と体から、おしやった。
その後で、体を包む倦怠感とともに目を覚ましたとき――俺は、椅子に縛り付けられていた。
:
:
:
俺の足首とパイプ椅子は、手錠でつながれている。
そのため、腰を浮かすことはできても歩くことはできない。
初めて自分の置かれている現状を見て、俺は「監禁されている」と理解した。
だが、特に不満なことはない。
用を足すときや、風呂に入るとき、服を着るときには、春香ガ手錠を解いてくれるからだ。
できれば食事も自分の手で食べさせて欲しいものだが、嬉しそうな春香の顔を見ていると、
何も言うことができなくなって、俺は春香のなすがままになってしまう。
そして、今もそう。
たったいま事務所にやってきた春香が、俺の前で両手を合わせながら、語りかけてくる。
「ご主人様。ごきげんいかがでございますか?
今日も、お二方が結ばれましたよ。
男性に手錠をかけて、ベッドに押し倒し、目隠しをしたときのあの女性の表情は、
本当に幸せそうで……私も、思わずご主人様に同じことをしたくなってしまいましたわ。
そうそう。また明日も一名、この喫茶店で働きたいという方がやってくるそうです。
きっと、彼女たちも結ばれますわよ……私達のように。
うふふふふ……本当に、本当に、なんと楽しいことなのでしょう。
お父様のおちからが冴えている、ということですわ。
このままゆけば、きっと……私達はさらに素晴らしい存在になれますわ。」
『――――うふふふふ』
女性の笑い声が聞こえてきた。
その声は、俺がこの椅子に座ってから、何度も聞いてきたもの。
そして、俺はこの声を聞くために、ここに座っている。
そして、これからも座り続けるだろう。この喫茶店がここにある限り。
終
——-
こんな感じです。
店長に期待した人。ごめんなさい。
個人的には薬(媚薬?)盛られたと思ってる。それっぽい描写もあるし
まあ、その方が嬉しいって事もあるがw
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なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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火星人 2016年02月16日 18:09:14
あーやばいこんな喫茶店俺も行きてぇ、
とか考えてたら全部読んでしまった。
明日からの荒波にも耐えれそう