健一側の女もとんでもないヤンデレだった。
全く気付かない健一はなんて呑気な・・・
■所要時間:8分 ■約5778文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】死んだはずの夫がある日隣に引っ越してきた 2発目」開始
あらかた荷物を片付け終えたあと真紀は俺に
「さてと、そろそろご近所にあいさつ回り行かなくちゃね。」
と促す。
正直まだ真紀と一緒にいたかった俺は
「えぇ・・・後でよくない?それより今は俺たちの愛を語r」
と抵抗を試みるが
「何言ってんのこういう住宅地じゃご近所付き合いは大切なの!早く支度して!」
「うぃまだむ・・・」
と撤退するしかなかったのである。
真紀にせかされノロノロ動き出すと
まずはお向かい次に左隣最後に右隣・・・
『まぁ学生だしこんなもんで良いだろ・・・』
と挨拶する家とその順番を決め向かいの家へと向かった。
そこは老夫婦が二人だけで住んでいた。何事も無く普通に挨拶を済ませ
次の家へと向かう。こちらは中年のサラリーマン家庭といったところか、
対応に出てきた女性は50を少し過ぎたあたりの所謂よくいるおばちゃんである。
犬を一匹飼い高校生の娘と中学生の息子がいるらしい。絵に書いたような普通の家庭であった。
そこで社交辞令程度の挨拶と取り留めの無い世間話を済ませるともう時刻は夕刻を過ぎている。
『少しのんびりしすぎたか?』
と若干早足で右隣の家へ向かう。
「神坂さんか」
表札を見るとどうやら夫婦二人暮しのようだ。
チャイムを鳴らすと「どなたですか~?」
と誰何の声が返ってきた。とりあえず先ほどと同じように
「すいませーん。隣に越してきたものなんですがご挨拶に伺いましたー」
と答える。
しばらく待つと玄関が開き中からエプロン姿の美女が現れた。
第5章終
ドアを開けると真奈美はしばらくその場から動けなかった。
急に世界が色づいてくる。
2年前から止まったままだった真奈美の中の時間が動き出す。
目の前に2年前と変わらない夫の・・・誠一の姿があった。
「せ・・・せい・・いち・・・さん?」
そう呟くと
頭の中が真っ白になり真奈美は目の前の男性に飛びついていた。
「せいいちさぁぁぁぁぁん!!」
抱きつきながらその名を叫ぶ。
一方健一の方はと言えばいきなり知らない名前を呼び、泣きながら自分のことを抱きしめてくる美女を見て真奈美とはまったく違う理由で頭の中が真っ白になっていた。
『え?ええぇぇぇ???』
と、何が今、起きているのか脳が理解できる範疇を軽く超えている。
素数を数えてみて落ち着こうともしたが無駄だった。
だがこのままで良いわけでもない。とりあえず真奈美を引き離すと
「えぇと神坂さん・・・?ちょっと・・・ええと・・・」
とこれから紡ぐべき言葉を捜す。が、その言葉が見つかるより早く
「なんで他人行儀なの?誠一さん?」
と真奈美のほうが返してきた。その言葉でさらに混乱し言うべき台詞が見つからない。
それを見て真奈美は
「アハハ変な誠一さーん。それよりご飯出来てるよ♪今日は誠一さんの好きなすき焼き作ったんだ。」
と嬉しそうにはしゃいだ。
真奈美はあの日以来毎晩すき焼きを作り続けていた。
まるでそうしていれば誠一が帰ってくるとでも言うように。
真奈美はさらに言葉を続ける。
「ずっと出張だったんでしょ?寂しかったんだから!でもいいのちゃんと帰ってきてくれたしね♪
それにみんなが変なこと言うんだよ?もう誠一さんが死んじゃったとか。誠一さんはちゃんと帰ってきたのにね♪」
一息にまくし立てると、今度は固まっている健一を家内に押し入れようとする。
その動きでようやく止まっていた健一の脳も活動を始めた。
「いやいやいやいや!俺はそのセイイチさん?じゃないですから!俺は今日、隣に越してきた白坂健一という者です!」
とかなり慌てて真奈美の動きを止めようとする。だが真奈美は何を言っているのか分からないといった表情で健一のことを見返すばかりだ。
「とにかくコレ引越しのご挨拶です!つまらないものですが!じゃ!」
と強引に粗品のタオルを渡すと回れ右をし、走って自分の家に入っていった。
その場に残された真奈美はしばらくポカンとしていたが、手に握られたタオルの感触で我を取り戻すと
「せい・・・いち・・さ・・ん?・・・せいいちさん・・・せいいちさぁぁぁんっっ!!!!!!!!」
と泣き叫んでいた。
第6章終
「あ”~変な人だった・・・」
一人呟きながら健一は家へと戻っていった。
家に着くと真紀が夕食に出前の引越し蕎麦を注文しているところだ。
「おかえりー」
と、真紀が振り返ると健一の様子がおかしいことに気づいた。
「どうしたの?」
と問いかけるが
「いや・・・なんか変なお隣さんだった。それより真紀さん、蕎麦もう頼んだ?出し巻き玉子焼きも追加で頼んどいてね」
と健一は言葉を濁す。その様子に真紀は少し違和感を抱きつつも蕎麦屋に追加注文をしていた。
蕎麦が来るまで残りの荷物の整理をしていると
ふと真紀の鼻腔に嗅ぎなれない香水の香りが入ってくる。
それは健一の体から発せられた香りだった。
『女物・・・?なんで健一の体から女物の香水が?』
「・・・ねぇ・・・健一・・・挨拶に回ってただけだよね・・・?」
いつもより数段低く冷たい声が自分に向けられていることに健一は戸惑いつつも
「んぁ?そうだよ?」
と少し上ずった声で返す。
「なら・・・なんでゴミの匂いが付いてるの・・・?」
『ゴミ???俺ゴミ臭いか???』
と、健一は自分の服を嗅いでみるが特に臭いわけでもない。
強いて言うなら先ほど行った隣家の美女がつけていた香水の移り香がする程度だ。
「えぇ?真紀さんの気のせいじゃない?ちゃんと毎日風呂も入っているしNE♪」
と冗談めかして返すが相変わらず真紀の声は冷たく低い
「嘘つき・・・ゴミの匂いがプンプンするよ・・・どこでそんなゴミに会ったの?」
健一は真紀が何を言っているのか訳がわからなかったが
「えぇ?そんなに言うんならシャワーでも浴びてくるよ。真紀さんも一緒に入る?」
と再び冗談めかして答える。
『普段ならここでリバーにいいブローが入る』
と腹筋を固めこれから来る衝撃に耐えようと身構えるが、いつもと違い今日はいつまでもその衝撃が健一を襲うことは無かった。
『あれ?今日はボディーじゃないのか?』
少し気が抜け真紀のほうを見ると、さっきまでの雰囲気が嘘のように顔を赤らめつつ下を向き小さく≪うん≫と呟いた。
『こ・・・これは・・・もしや・・・!!!苦節3年!やっと・・・やっとOREのJIDAIが来たのではないか!!!』
と心中で猛烈にガッツポーズを決めつつ、クールにいこうと
「じ・じ・じじゃあ、さ・さ・さきにはいっててていりゅから」
完全に動揺した口調でバスルームへ向かった。
第7章終
シャワーを浴びこれから入ってくるであろう真紀を待つ
すると自然と股間に血流がまわってくる。
「落ち着けマイサン!もうすぐ君の役目はやってくる!」
となだめていると突然ドアが開いた。
振り返るとそこには一糸まとわぬ姿の真紀がいた。
「真紀・・・さん・・・」
美しかった。今までも女性の裸は見たことはあった。が、これほどの美しい裸体を見るのは初めてだ。
「綺麗だ・・・」
素直な感想が口から飛び出す。それを聞いた真紀は顔を真っ赤にして俯いている。
そんな真紀を健一はエスコートするように腰に手を回し、体を引き寄せ軽く唇を合わせた。
「ぅぁ・・・」
と真紀が小さく呻くと唇を離しもう一度
「綺麗だ」
と呟きもう一度唇を合わせ次は舌を真紀の口内に侵入させた。
クチュクチュと音を出しながら口内を貪る。いつの間にか真紀の舌も健一の舌と絡み合っている。
「もぅ・・・なんか・・・きそぉ・・・」
一旦口付けをやめると真紀が切なそうな目で見つめつつ、健一に囁きかけた。
それを見て興奮した健一は少し乱暴に真紀のまだ小ぶりな胸へと指をかける。
「アァっ!」
まるで電流でも走ったような衝撃に真紀は欲情した声をあげる。
その反応に手ごたえを感じた健一はそのまま顔を落とし舌を真紀の乳首へと這わせていた。
「ッン・・・もう・・・イキそッ・・・アァアアァ!!」
真紀はキスと胸だけで軽くイってしまった。
真紀とて経験が無いわけではなかったが、こんなに気持ちのいい愛撫は初めてだった。
少し時間が経ち落ち着いた真紀は
「今度は・・・私がやってあげるね?」
そう言って健一の股間に手を伸ばすとそこはもう天を突く勢いで猛っている。
「あつい・・・健一のここ凄く熱くなってる・・・」
耳元で囁きそのまま頭を腰の辺りに持っていき健一の肉棒を口にほおばった。
ちゅぱちゅぱとイヤラシイ音を立てながら喉の奥まで肉棒を迎え入れる。
その姿と与えられる快楽で健一の欲望は一気にたかまり
「やばい・・・も・・・出そう」
と声を上げる。それを聞いた真紀は一気に根元まで咥え欲望の汁を一滴も逃すまいと吸いたてた。
その強烈過ぎる衝撃に耐え切れず
「うぁっ!」
と小さく呻くと健一は真紀の食道まで犯す勢いで射精した。
微笑みながら健一を見あげる真紀の口元からは一筋の白くにごった液体が垂れている。
それを見て出したばかりだというのに健一の肉棒は再び天を仰いでいた。
「もう・・・こんなに出したばっかりなのに・・・」
と言いながら立ち上がり真紀は手で肉棒をさすってくる。
「今度は・・・こっちで・・・ね?」
手に握られたその肉棒を自分の秘所にあてがい立位のまま繋がった。
「んあぁぁぁ!!」
繋がった瞬間真紀は背を仰け反らせて健一の背中に手を回す。
健一も真紀の背中に手を回し倒れないよう支える。
そしてそのまま腰を動かし始めた。
腰が動くたびにバスルームに嬌声が響く。
「もっとぉぉもっときてぇ!」
「アッ奥まできてるっなんかっあたってる!!!」
もう何度真紀の中に射したか分からない。
あれから2時間は経とうとしているがその間ずっと真紀と健一は繋がったままだ。
「だしてぇぇぇぇ!!中に!あかちゃんの元いっぱいいれてぇぇぇ!!」
と真紀が声を上げると再び膣内に射精した。
「も・・・もうそろそろあがろっか・・?」
流石に体力と精力の限界を迎えていた健一は、イッた直後の気だるい感覚に包まれている真紀にそう伺いを立てる。
やや不満そうな顔をした真紀だが流石に疲れきった表情の健一を見てしぶしぶ納得した。
「まだ足りないけど・・・いいよ。あとでまたやろ♪」
健一を絶望させる台詞とともにバスルームの扉に手をかける。
だがその動きが一瞬止まり健一を振り返った。そしてまた冷たく低い声で
「もう、ゴミなんかに関わっちゃ駄目よ・・・健一はずっと私が守ってあげる・・・」
と告げた。
第8章終
『誠一さんはなぜか逃げてしまった。』
『何故帰ってきてくれないの?なぜ私を抱きしめてくれないの?
なぜ「ただいま」といってくれないの?・・・』
真奈美は考えても考えても解けない疑問に苛まれていた。
もうあの再会からかなりの時間が経っている、
太陽はもう沈みきり外は暗くなっている。
今、真奈美が居るリビングも電灯を灯さなければ真っ暗闇だ。
だが真奈美は電灯をつけることもなく一人暗い部屋でひざを抱えていた。
そんな時、ふと聞きなれた夫の声が聞こえた。
いつも自分と睦みあっていたときの声だ。
初めは幻聴かとも思ったが何故か妙にはっきりと聞こえる。
しかもその音源は何故か隣家から発せられたいた。
・・・
何がおこっているのか、真奈美は頭で理解していた。
だがその壊れた心は何が起きているのか理解することが出来なかった。
『夫が自分以外の人間と情事をしている。』
たったこれだけのこと。
だが真奈美にとっては明日世界が滅びることに等しい現実がそこにあった。
『ヤメテ!!!!』
と何度願ってもオゾマシイその音は止まなかった。
徐々にその音が真奈美の四肢の感覚を奪っていく。
そのことに気がついたとき真奈美の意識は途切れた。
_____________________________
掛け時計からオルゴールの音が聞こえる。
その音を聞いているうちに真奈美は自分がリビングにいることに気づいた。
おかしい。自分は夕食の準備のためにキッチンにいたはずなのに。
しかもあれから2時間も経っている。
未だぼんやりとした脳でそんなことを考えていると
隣家から女のコエが聞こえてきた。
そのコエで何が起こったのかすべてを思い出す。
だがその口からは先ほどまでの慟哭と違い静かな笑声と呟きが紡ぎだされる。
「ハハハ・・・そっか・・・2年も離れてたからいろいろ溜まってたんだ。そうだよね。男の人だもんしょうが無いよね。」
まるで、そこに夫がいるような口調で真奈美の独白は続いた。
「それに2年ぶりだからさっき会ったときも照れちゃってたんだ。うん、大丈夫。ちゃんとわかってるよ。
でも、いくら会えなくても動物相手に溜まったモノを吐き出すのはちょっと私嫌だな。」
「あ!だけど、それくらいで誠一さんのこと嫌いになったりなんかしないよ。
ううん、帰ってきたときすぐにしてあげられなかった私が悪いんだよネ。」
「安心してすぐに私があなたの溜まった物をだしてあげるネ。もうそんな動物相手にしなくてすむんだよ。」
「ずっと、ずっと繋がっていようね。もう2年も待ったんだよ。これからは朝も夜もずっと繋がっていようね。」
真奈美の目には誠一と自分が睦みあっている姿しか見えていない。
だが、それが自分の妄想だということを真奈美は理解できていなかった。
第9章終
「【エロ小説・SS】死んだはずの夫がある日隣に引っ越してきた 2発目」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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快楽好きなな名無しさん 2016年05月05日 18:38:10
お、おう