■【エロ小説・SS】放課後屋上に呼び出されたから行ってみたらくそでかい鋏を突きつけられてた・・・
■タグ:エロSS・官能小説 シリーズ物1話 ヤンデレ 非エロ・ストーリー系  ■元ネタ:プレイ別

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長編シリーズになりそうな第1話。
ひょっとしてこれは出てくる女の子みんなヤンデレなのか?
死んだ姉と今後どう絡むのかに期待。
■所要時間:25分 ■約14745文字

【エロ小説・SS】放課後屋上に呼び出されたから行ってみたらくそでかい鋏を突きつけられてた・・・

【エロ小説・SS】放課後屋上に呼び出されたから行ってみたらくそでかい鋏を突きつけられてた・・・


アブっぽいやつ寄ってく?

「【エロ小説・SS】放課後屋上に呼び出されたから行ってみたらくそでかい鋏を突きつけられてた・・・」開始

ヤンデレの小説を書こう!スレより

651: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 17:49:55 ID:zpAEyOdJ
「というわけで、貴方の身の安全は私が保証したわ」
 クラスメイトの如月更紗は、僕の眼前に長い――長い長い長い長い長い長い長い鋏をつきつけてそう言った。
 長い、なんてもんじゃない。長すぎる、でもまだ足りない。それはもう冗長としか言いようが無い長さだった。
 そんなに長くても使い道なんて一切合切ありえないだろうと、こんな状況でもなければ僕は断言していただろう。
 それくらいに、長い。
 一般的に使いやすい鋏の長さは手首から中指までの長さだと言われているが、
そんな常識など「知ったことではない」と主張するような長さだった。
 30センチものさしを二つくっつけたような――長方形の鋏。
持ち手の部分は二等辺三角形で、その鋏には所謂曲線というものが存在しなかった。
それは、丸みを帯びた「優しさ」とか、そういったものを根こそぎに否定したがっているような、
どこまでも暴力的な鋏だった。こんな鋏がモノをきっているところを想像できるはずがない。
 じゃあ、何を斬っているのか――できれば想像したくなかった。
 とくに、眼前にその鋭い切っ先が突きつけられている今は。
「ああ、これ?」
 僕の視線に(といっても、眼前に鋏がある以上、どこを見ようとソレが視界に入るのだけれど)気付いたのか、
如月更葉は視線を鋏と、僕と、交互に移ろわせて、笑った。
 照れたような、恥かしそうな、頬を赤らめて顔を背ける笑いだった。
 ほんのちょっとその仕草がかわいいと思ったけれど――そんなことを素直に口に出せる状況でもない。
 如月更紗は、そんな照れ笑いを浮かべたまま僕に告げた。
「これ私の手作りなの。似合うでしょう?」
「殺人鬼とか死神とかが持ってるならともかく、制服きた女子高生に似合うようなもんじゃないだろ」
「あら。貴方ってば、女子高生よりも殺人鬼や死神の方が好きなのね。不健全だわ」
「誰がそんなこと言った!?」
 思わず突っ込みを入れて、僕は慌てて口をつぐんだ。突っ込みを入れた反動で、身を起こしかけたからだ。
 こんな状況で身を起こせば、ズブリ、といくこと間違いない。横に逃げようにも、仰向けに寝転がった僕の上には、
如月更紗の細い体が馬乗りになっている。
 ……普通、こういうのは男女が逆なんじゃないのか?
 脳内で突っ込むに留める。そりゃ普通男が女を押し倒すものだが、生憎と押し倒してきたのは如月更紗の方だった。 
 押し倒してキスでもされるのか――なんて甘い妄想を抱いたのは一瞬のこと。次の一瞬には、問答無用の勢いで更紗はするりと背中から鋏を抜き出して――
 僕の眼前へと、突きつけた。
 ……。
 これのどこが、身の安全の保証だ。
 脅かしているのはお前じゃないか、如月更紗。
 不遜な僕の眼差しに気付いたのか、更紗はこほんとひと息入れて、
「言い直すわね」
「どうぞ」
「不健康だわ。顔色が悪いわよ」
「それはお前のせいだ!」
 僕は思わず、ではなく、意識して突っ込み、
 ――しゃきん、と。
 僕の目の前で、音を立てて開いた鋏の前に、沈黙せざるを得なかった。
 一つが、二つ。
 片目のみに押し当てられていた鋏が――開くことによって、両目に押し当てられることになった。
 危機感、二倍。

652: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 18:06:21 ID:zpAEyOdJ
「慌てないで。何も顔色が紫になって口から緑色の血を吐いたわけじゃないのよ」
「それは不健康を通り越して重病人だ」
 緑の血は吐かずとも。
 鋏が落ちれば――赤い血は噴き出る。
 自分の体の中を流れる血の色くらいは知っている。15年も生きてりゃ怪我の一つや二つは三つはしたことがある。
 怪我をさせられたことも――させたことも、ある。
 流石に眼球に鋏を突きつけられたことはないけれど。
「とにかく」
 如月更紗は前置いて、
「死神や殺人鬼よりは、女の子の方が好きよね?」
 ……。
 そっちを訊くのか……。鋏なんてどうでもいいと言わんばかりの、確信に満ちた、核心に触れるような問いだった。
如月更紗の中においては、鋏を他人に突きつけることは日常茶飯事なのかもしれない。そんな噂を聞いたことはないが、
それだってただの一人も証人が生き残っていないだけかもしれない。
 夜な夜な街を彷徨って眼球を抉る女子高生。
 ……殺人鬼と大差ないじゃねぇか……。
「野菜よりも果物が好きかという意味で答えるなら、イエスだ」
「野菜を食べないから不健全になるのね?」
「なるのは不健全であってそもそも僕は不健全でも不健康でもない!」

「なら――貴方は、健全で健康で身に潔白があり恥じるものなど一つもないと、そう言うのね?」

「……う――」
 言葉に、詰まる。
 妙に――迫力に満ちた言葉だった。
 先までの多少冗談の混じった言葉とは違う。『君は聖人君子というものの存在を信じるのかね』と遠回しに言われたような、
そんなものが存在するというのならば今すぐにもで殺してやると言いたげな、物騒で不穏当で危険で不均衡な――危うい、言葉だった。
 いや、
 危ういのは、言葉じゃない。
 どこか赤みがかかったような、爛々と輝いているようにさえ見える、如月更紗の瞳が――最も、危ういのだ。
 獲物を狙う、蛇のような。
 満月に狂う、狼のようだ。
 その眼で、如月更紗は――僕を、見る。
「そんなことはあるわけがない。そんなはずがあるわけもない。そんなことがあっていいはずもない。
 そうでもなければ――私がここに来ることはなかったんだから」
「ここに、来る?」
「鋏を持ってまで、ね」
 愛嬌たっぷりに如月更紗はウィンクをした。いや、決して愛嬌が必要な場面ではない。
 むしろそのナンセンスさが、この場に不釣合いで――不釣合いだからこそ、怖いとすら、思えた。

653: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 18:07:05 ID:zpAEyOdJ
 相手のやりたいことが、まったくわからない。
 クラスメイトに屋上に呼び出されて、告白かと思ってのこのこついていったら、『鋏』だ。
 わけが、わからない。
「わけなんてわかるはずがない。わけなんてわかるはずがないわ」
 僕の心を読んだように、如月更紗は滔々と語った。舞台の上で台詞を読む演劇役者のように、澄んで通る声だった。
教室の隅で本を読んでいる印象しかなかった更紗が、こんな風に喋るなんて――想像もできなかった。
 それをいうなら。
 そんな相手に、鋏をつきつけられているなんて、想像どころか妄想すらできなかったわけだが。
「……どういうことだよ」
 なんとなく無駄だと思いつつも、一応訊いてみた。
 如月更紗は、口紅を塗っているかのように赤い唇をつぅぅ、と吊り上げて、

 笑った。

「貴方に原因はないわ、貴方に理由はないのよ」
 笑って――嘲って。
 おどけるように、微笑んで。
 道化るように、微笑して。
 満面の笑みを、顔面に浮かべて。
 笑いと共に、呪いのように、言葉を吐き出した。

「原因は――死んでしまった、貴方の姉にあるのだから。ねえ、里村冬継くん?」

 それは、正しく。
 言葉のような、呪いだった。


・二話に続く

654: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 18:28:39 ID:zpAEyOdJ
 里村春香についてのあれこれ。生きていれば19歳。生きていれば、というのは他でもない、何の身も蓋も伏線もトリックも関係なく、
れっきとした事実として、里村春香は死んでいるからだ。死んだのはもう一年も前になる。18歳の里村春香は受験のストレスに耐え切れずに
学校の図書室から飛び降り自殺した――ということで一応の決着がついている。彼女が受験生だったことは事実だし、18歳だったことも、
思春期だったことも、そして図書室から飛び降りたことも、全て事実だ。覆しようのはない。ただし、その単語群の間を=で埋めるのは残された
人間たちの創造力でしかなかった。そして、里村冬継は、創造力を持ち合わせている人間ではなかった。
 だから、事実だけで考えれば。
 姉が――死ぬ理由が、分からなかった。
 死ぬ前日まで、姉は、とても幸せそうに、笑っていたから――
「…………」
 不意に意味のある単語を投げかけられて、僕は意図的に黙り込んだ。ただの突発的な通り魔的犯行かと思っていたのに
(それはそれで厄介なことだけれど、単に『変な奴』に絡まれた程度だと思えばいい)、いきなり姉さんのことを言われるとは、思いもしなかった。
 つまり、相手は。こちらの事情を、少しは知っているということになる。
 問題は、一体どこまでを知られているのかということで……
「その顔は図星といったところね」
「…………」
 如月更紗は僕に馬乗りになったまま、得意げな顔で、僕を見下ろしていた。
 ふふん、と鼻で笑ってもいいだろうに、微笑むだけで、鼻を鳴らそうとはしない。
 馬鹿にするのも、馬鹿馬鹿しいのだろうか。
 如月更紗は僕を見下したまま話を続ける。
「貴方はやっぱり――シスコンなのね」
「何がどうなってそんな図星が導き出された!?」
「自明の理よ。姉の存在を話題に出されて押し黙るのはシスコンか、」
「か?」
「姉に対して鬱屈したコンプレックスを抱いているシスコンだと、友人が言ってたわね」
「誰だよそんな歪んだ情報をお前に教えたの!」
「貴方はさしずめ後者なのだろうね」
「それはお前の偏見だ!」
 しゃきん、と。
 再び、鋏が鳴って、僕は押し黙る。なんだか、脅迫というよりは、一方的に話を進めるためだけに鋏が存在するような気がしてきた。
 遠回しな、コミュニケーション手段。
 それにしては、物騒すぎるけれど。
「とにかく、とにかくよ――貴方がシスコンであることは知っているわ」
「否定していいか」
 一応言った僕を無視して、如月更紗は言う。
「それから、貴方の姉が、どんな人間だったのかも」
「…………」
「今度は、否定しないのだね?」
 くすり、と如月更紗は笑った。どこか見透かしたような笑みだった。
 いや、実際に、見透かしているのだろう。
 姉さんはクラスの中で目立つような、そういうタイプの人間ではなかった。端で本を読んでいるような人だった。
そんな人が、それ以外の場所では、どんな人だったのかを――僕は知っている。
 奇しくも、僕の上に座す、如月更紗のように。
 人間は、一面からだけでは、計り知れないのだ。
「だからこそ、貴方の安全は私が保証してあげる」
「お前の頭は間違いなく壊れてる。『だからこそ』と『=』の使い方をもう一度勉強しなおせ」
「使い方を間違ってはいないけれど?」
「なら使い手が気違っているんだ」
「ああ、つまり貴方はこう言いたいのね――馬鹿と鋏は使いよう」
「この状況を巧いこと言ったつもりなら正直にお前は天才だと褒め称えてやるよ!」
「つまり、貴方が馬鹿、と」
 くすり、と如月更紗は笑った。完全に馬鹿にされている。弄ばれている。
 鋏を突きつけられていなければ、相手が女だろうが構わずに突き飛ばしているところだ。
 が、圧倒的弱者であることには変わりはない。ともかく、鋏がどかないことには話にならない。
「なあ如月更紗、」
 問いかけた僕の言葉を遮るようにして。

「貴方は――命を狙われている」

 不思議なほどにきっぱりと、如月更紗は断言した。

655: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 18:47:31 ID:zpAEyOdJ
「……狙われてるも何も、今まさに死にそうなんだが」
「眼を抉られても、死にはしないよ」
 くすり、と更紗は笑う。
「眼を抉られても、指を切り落とされても、足をもぎられても、手を焼かれても、
爪先から順にすり潰されても、首を落とされても、頭を潰されても、心臓に杭が刺さっても、死にはしないよ」
「……いや、それは死ぬだろ」
「殺されない限りは、死にはしない」
 奇妙な――断言だった。
 この女、如月更紗の言葉は、なぜか、どれもこれも力に満ちた断言だ。世に対して一片たりとも退くところがないと主張しているような、
世界の全てを敵に回して胸を張っているような――いや、違う、そうじゃない。
 世界なんてどうでもいいと、笑っているような。
 そんな、態度だった。
「だから貴方は死に掛けているのよ。あの恐るべきチェシャの奴が殺意を持って貴方を
狙っている以上――貴方は、このままだと、殺される」
「殺される……」
 その言葉はどこか非日常で、非現実で、だからこそすんなり頭に入ってきて、疑問の浮かびようもなかった。
 それよりもむしろ、如月更紗がさりげなく口にした「チェシャの奴」という言葉に意識が向く。それは確か、
あの古くも有名な童話に出てくる、にやにや笑いの悪趣味な猫の名前で――
 意識がまとまるよりも速く。
 如月更紗は、きっぱりと、断言する。
「だから、貴方の身の安全は、私が保証するわ」
「つまり……」
 頭の中で、情報を整理する。他人事のように、無関係のように。
「姉さん関係で、誰かが僕を殺そうとしていて――そいつから守るために、お前が?」
 お前が――なんだというんだ。
 そいつから守ることが、どうして、眼球に鋏を突きつけることに繋がるんだ。
「ああ、これ?」
 僕の視線を手繰ったのだろう、如月更紗は、彼女曰くお手製の鋏をちらりと見て、
「手作りなの。似合うでしょう?」
「ボケの焼き直しをやれと誰が言った!」
「あら。繰り返しは素敵なことよ」
 繰り返し、繰り返し、繰り返す――何かの唄の歌詞なのか、リズムをつけて更紗はそう言った。
 繰り返し、繰り返す。
 日常のように。 
「突拍子もない話を信じるには、突拍子もないことをするのが一番なのよ」
 非日常を続けて、日常にするように。
 さらりと、如月更葉はそんなことを口にした。
「……ようするに」
 この十数分間のことを思い返しながら、僕は結論を口にした。
「お前の趣味なんだな?」
 僕のその言葉に、如月更紗は満面の、悪意なき笑みを浮かべた。図星をさされたのが嬉しかったのだろう。
イエス、イエス、その通り――なんて、はしゃいだように、笑っていって。
「だけど、これも私の趣味」
 文節を勉強しなおせ。『だから』の、間違いだろう――そう突っ込むよりも先に。
 鋏がすぅ、と退かれて――入れ違うように、更紗の体が前のめりになるように倒れてきて。

 誰もいない屋上に仰向けになって、雲ひとつない青空を見上げながら――僕は如月更紗に唇を奪われたのだった。


・第三話に続く

656: いない君といる誰か 2007/01/04(木) 19:55:20 ID:zpAEyOdJ
ヤンデレ作品投下
例によって妹とか妹とか姉とか妹とかが病んだりデレたりします
全何話かはまったく未定

658: 名無しさん@ピンキー 2007/01/04(木) 20:41:37 ID:vcOInZZb
どう転ぶか先が全く読めないですね
wktkして続き待ってます

668: いない君といる誰か 2007/01/05(金) 13:04:35 ID:w9uu+67R
・三話
 如月更紗についてのあれこれ。当年とって15歳。ただし正確な誕生日は不明。同じクラス、同じ学年だから15だと思っているだけで、本当は16歳かもしれない。
実際のところ内情について知っているのはほとんどない。クラスメイト――それはクラスが同じというだけで、なんら共通項を得るようなものじゃない。
例えば彼女がどこの中学校の出身だとか、どこに住んでいるのだとか、野菜と果物のどちらが好きかとか――そんなことが、僕に知り得るはずもない。
分かることといえば、それこそ外見的なことと、彼女の立ち居地だけだ。
 こうしてみる限り校則違反はしていない。紺のプリーツスカートは極端に上げたり下げたりはしていないし、白の半袖シャツの下に柄物が見えることもない。
もっともこんなバカでかい鋏を持っている時点で、校則違反以前に法律違反だが――今のところ、誰も気付いた様子はない。かくいう僕もこうして突きつけられる
までは彼女がそんなものを持っていようとは夢にも思わなかった。
 長く伸びた艶のある黒髪は、こまめに手入れしてあるのか腰のあたりで綺麗に切りそろえられている。その几帳面さが、日本の古い幽霊映画に出てきそうな雰囲気を
かもし出していて、何ともいえないくらい絶妙に……似合っていた。学校にいる間中、ぼぅと窓の外を見て一言も喋らない、どこを見ているのか分からない如月更紗と
いう少女の雰囲気をひきたてるのに、それは適格だったのかもしれない。あるいは、本人が意識してそうしていたのかもしれない。
 そんなことを、つらつらと。
 口内を蹂躙されながら、思った。
「ん、ん――! んんん――!」
 口の端からだらだらと如月更紗の唾液がたれ始め、呼吸困難を憶える頃になって、僕はようやく抵抗を開始した。
 というか、この女。
 普通こういうときは触れるだけのキスをするだろうに、まるで攻撃でもしてくるかのように、無遠慮に舌を入れてきやがった。
あまりもの衝撃に突き飛ばすのも驚くのもキスに対して何かを思うのも忘れて、現実逃避してしまった。
 しかし一度現実に戻れば、当たり前のように抵抗する。なぜって、それは舌を入れられたことよりも――
「暴れないで欲しいものだね……」
 つぅ、と唾液の糸を引きながら如月更紗の唇が離れた。ぬらぬらと、放課後の光を浴びて輝く液体は扇情的で、未だ唇と唇が繋がっていたことをその身で証明していた。
 エロスティックというか、エロいというか、マロいというか、そういうのを否定するつもりはない。
どこか潤んだような瞳で僕を見てくる如月更紗の姿を見ていると、こう、ぞくぞくと背筋にくるものがある。
 が、それとこれとは別だ。僕は如月更紗の瞳をしっかりと見返して、言った。
「この――下手糞」
「………言葉遣いが悪いわよ?」
「なら言い直してやる! この下手れ!」
「それはまた別の意味よ。まったく困った同級生だわ」
 あっけらかんと、自分に非がないように髪をかきあげる如月更紗。その仕草に再びどきりとさせられるが、意識を総動員して無視する。
「いきなり何すんだって言いたいが……他に言いたいことがあるんで先に言ってやる。歯をがんがんぶつけんじゃねぇ!」
 そう――そうなのだ。てっきりいきなり舌を入れてくるくらいだから上手いかと思ったのに、この女ときたら、舌を動かすたびに頭を押し付ける
せいで歯ががんがんと当たるのだ。おまけに痛みなんて気にしないかのように続けるから、延々とがち、ガチとぶつかる音が脳内で響く。
 最悪だった。
 何が最悪かって、キスにわずかに期待してしまった自分が最悪だった。
「仕方ないのよ。慣れてないんだから」
「慣れてないならいきなりキスなんてするな!」
「勘違いしないで。キスには慣れてるのよ」
「……? じゃあ、何に慣れてないんだよ」
 僕の問いに、如月更紗はクラスでは絶対に見せないような、そのくせこの屋上では何度も見せた、にたりとした笑みを浮かべて、
「生きてる相手とするのには、慣れてないのよ」
 なんてことを、さらりと言ってのけた。
「………………」
 冗談か本気か、その妖しい笑顔からでは判別できない。
 判別したいとも――思わない。

669: いない君といる誰か 2007/01/05(金) 13:34:09 ID:w9uu+67R
「とにかく」
 こほん、とわざとらしく如月更紗は咳払いした。上体を起こしていないせいで、口から漏れた息が直接顔にかかる。
生暖かいような、甘いような吐息だった。
「何だよ」
 問い返すと、如月更紗は、それが当然だと言わんばかりの口調で、はっきりと言った。
「慣れていないのだから、慣れさせてよ」
「なんでそうなる!?」
「あら、あら! 当然の理屈だわ、当然の理屈よ――アインシュタインもニュートンも団鬼六先生も賛同してくれるに違いないわ」
「物理学者と官能小説家を同じラインに並べるのかお前は!?」
 恐ろしい女だった。
 ある意味、人類平等を体現しているのかもしれない。
「貴方がファーストキスもまだだと言うのならば、やぶさかではないけれど」
 ため息と共に、如月更紗はそういった。なんとなくバカにされているようで癪に触る。
「貴方がファーストえっちもまだだと言うのならば、諦めるけれど」
 深い深いため息と共に、如月更紗はそんなことを付け加えた。
「いや、それは付け加えなくていい」
「そう?」
 大体キスをしたことがあっても初体験もまだだというのは世の中には一杯いるだろう、と思ったが言わないでおくことにした。
余計なことを言えば藪をつついで鬼を出す嵌めになることくらいは想像できる。
 どうも、如月更紗という相手は――未知数だ。
 何が返ってくるのかわからない。
 何を思っているのかわからない。
 何のためにここにいるのか、まだ、分からない。
「…………」
 そのことに多少の警戒はあれど。
「如月更紗」
「何かな?」
「眼、つぶれ」
 僕は――思春期なのだった。
 言われた通りに素直に子供のように、如月更紗は眼を瞑った。そのまま微塵も動かない。僕の方から、何かをするのを待っているように。
 殉教者のように、如月更紗は待つ。
「…………」
 その耳の側から、如月更紗の髪に僕はそっと右手を差し込んだ。手で触れることで、彼女の髪のきめ細やかさがよくわかる。
いつまでも触っていたいような、それだけで幸せになれるような触感だった。
「……動くなよ」
 一応、そう前置いて。
 手で、ゆっくりと、如月更紗の頭を引き寄せる。如月更紗は何も抵抗することなく、僕の手に導かれるままに顔を寄せて、
 眼を瞑り、唇を横一文字に閉じる如月更紗。
 その顔に、歯がぶつからないように――そっと、キスをした。

 血の味が、するような、気がした。


670: いない君といる誰か 2007/01/05(金) 13:56:46 ID:w9uu+67R
 今度は歯がぶつかることはなかった。もっとも如月更紗のように舌を入れるようなことはしない。
唇をそっと触れて、相手の唇を舌でなぞるだけの、簡単なキスだ。それでも、痛みがないというだけで先よりもずっと良かった。
 痛くはない。血の味もしない。温かく、柔らかい、
 人間との、キス。
「ん……」
 小さな吐息と共に如月更紗の唇が離れていった。気付けば、自分から彼女の頭に差し込んでいた手を話していた。
人の胸板にのしかかるように身を寄せて、如月更紗は僕を覗き込む。至近距離で見る彼女の瞳は、どこか猫のように笑っていた。
「確かに――上手ね」
 良し、よし、よし、と子供をあやすように如月更紗は幾度か繰り返した。
 上手いと言われて悪い気がするはずがない。僕は思わず微笑みかけ、

「貴方のお姉さんと、練習したからかしら」

 微笑みが、固まった。
 意識してか、意識せずか、そんなことはどうでもいい。
 どうだっていい。
 問題は彼女が、如月更紗が何げなく、何事でもないように口にした、軽口のようなその一言にしかない。
僕は押し黙り、恐らくは、明確な敵意を持って――如月更紗を睨みつける。
 この距離で、睨みつけられても。
 如月更紗は――微笑んでいた。
「どうやら――姉に対して鬱屈したコンプレックスを抱いているシスコンで、正しいみたいね」
 くすくす、と笑う。僕は笑わない。僕は笑わずに、黙って、彼女を見遣る。
 如月更紗を、見る。
「とはいえ言い過ぎたわ、口が崖から落ちていったようね」
 そう言って、如月更紗は唐突に僕から身を離した。両足で立ち上がり、鋏を制服の背中に隠す。
さっきまで濃厚な彼女の匂いに包まれていたことに、僕はようやく気付いた。彼女が離れたことで
その甘い蜜のような匂いの存在に、ようやく、気付けた。
 脳が痺れるような――如月更紗の匂いだった。
「今日は色々考えてくださいな。色々と、色々と――思い起こして思い返して考えてね、冬継くん」
 それでは、また明日。
 そう言って、如月更紗は、寝そべったまま身を起こせないでいる僕をまたいでつかつかと歩き去った。
人の顔面の上を通り越していったせいでスカートの中身が見えたのにまったく気にした様子がない。
用は済んだのだとばかりに、振り返ろうともしない。
 振り返らず、何も言わず。
 がちゃん、という音と共に、如月更紗は屋上から出て行った。
「………………」
 今日一日と、昨日のことと、明日のことと、如月更紗のことを思って。
 屋上に寝転がったまま、僕は深く、深く深く――ため息を吐いて、舌で唇を舐める。

 キスの感触が残っていた。

・第三話 了

673: いない君といる誰か 2007/01/06(土) 20:11:38 ID:yoIymAIa
「先輩先輩! 遅くなりました!」
 神無士乃はいつものように校門前の坂道を降りたところで待っていた。下校ラッシュの時間からは少しずれているせいでにしか人がいない。
部活動をやっている生徒が帰るにはまだ時間がかかるから、もうしばらくは校門前も混雑しないだろう。わずかに通りかかる帰宅組がちらりと
横目で神無士乃を見ていくだけだ。さすがに中学校の制服を着ている神無士乃は目立つ――とはいえ、もう見慣れているのかあまり気にしていない。
 神無士乃は、いつだってそこにいるのだから。
「あれ、今来たの?」
「いえ、先輩が遅くなりました。遅いです」
「そうだよお前はそういうやつだったな……」
 頬を膨らませて言う神無士乃の髪をくしゃくしゃとかき回して、僕は彼女の横に並んだ。何を言うでもなく一緒に歩き出す。
高校に進学してからほぼ毎日こうなので随分と慣れたものだった。
 ん、と嬉しそうな顔をした後、神無士乃は僕の左手をとって歩く。教科書は学校にでも置いているのか、左手に持っている鞄は
やけに薄っぺらかった。まあ、僕も同じことをしていたので何も言うまい。
「あー……待たせた?」
「いえ、今来た所です!」
「さっきと言ってることが違うじゃねぇか」
「いえ、先輩が今来たところです」
「前後の文が繋がらない返答をするなよ!?」
 ひひひひひ、と神無士乃は悪人のように笑った。こいつ、顔はかわいい系のくせに、こういう小悪人的な仕草が妙に似合うんだよな……。
小学校の頃はそうでもなかったんだが、いったい誰の影響を受けたんだ。
「とにかく、行くぞ」
「らじゃーっす!」
 びし、と鞄を持った手を振りかぶって神無士乃は答えた。危うくぶつかりそうになった鞄をすんでのところで避けて、僕も彼女の手を引くよう
にして歩き出す。やけに急な坂を下り終えて、ゆるやかに曲がる道を行く。先の曲がり角が、中学校と高校の分かれ道なので、帰る姿は中高様々だ。
手を繋いで歩いているが、そんなもの学生町では珍しいことではないので気にしない。たまに道行くオバちゃんに指をさされてくすくすと笑われるだけだ。無視。
「でもどうして遅くなったんですか?」
 神無士乃が僕を見上げて問うてくる。視線は少しも外さずに、瞳を、真正面から覗きこむようにして。
「あー……」
 呟きながら考える。嘘をついたらバレるだろうなあ、と思うが、正直に本当のことを話すわけにもいかない。学校の屋上に呼び出されて刃物突きつけられた
あとキスしてましたなんて言ったら正気を疑われるか狂気を疑われるかのどっちかだ。実際僕だって、先あったことが現実だとは思えない――嘘を言うのはやめよう、
現実だと思いたくない。かなり。切実に。出来れば夢であって欲しかった。
 唇に残る感触だけが、夢ではないと主張している。
「あー――」
 さらに呟きながら考え、視線をさまよわせる。僕を真っ直ぐに見てくる神無士乃を逆に見返す。身長が20センチは低いせいでかなり見下ろす形になっていた。
いくら中学生、二歳後輩とはいえ小さすぎないかと思う。昔からまったく変わっていない気がする。
「神無士乃、前にならえをやってみるんだ」
「こうですか?」
 唐突な言葉にも堪えず、神無士乃はきちんと前へならえをやった。ただし、両手を腰にあてて胸を張るポーズだ。
「はっ、やっぱりな」
「何ですかその勝ち誇ったかのような笑みは! 意図不明かつ意味不明ですよ!」
「いや、特に意図も意味もないんだ」
「じゃあ話を逸らしただけですね」
 あっさりと真相をつく神無士乃。さすがに鋭い。鋭いが、自分がクラスで一番身長が低いことを吐露してしまったことには
気付いていないらしい。これが人間経験の差か……ちなみに僕は一度クラスで一番背が低い時代があった、そのとき間違えて
両手を前に伸ばして以来、前へならえというものを憎んでいる。
 そう、神無士乃は小さいのだ。ただし小さいのは背だけで、その分の栄養が胸と尻にいったと見える。それを指摘すると叱られる
ので言わないが、クラスではさぞかしセクハラの的になっているに違いない。
「神無士乃、牛乳は出るか?」
「? うちの学校給食ですから出ますですよ」
「ああそうだったな、自分の出身校なのに忘れてたよ」
 バカなことを言ってみるが肝心の質問の答は見つからない。

674: いない君といる誰か 2007/01/06(土) 20:21:55 ID:yoIymAIa
 現実逃避にさらに神無士乃の姿を上から下までなめるように見てみる。
小さな背と大きな胸。ツインテールが兔の耳みたいに直立している。太くも細くも無い手足と、丸い瞳。小動物系というの
だろう。最近の流行はよく知らないので断言はできないが、案外こういう安産型が人気なのかもしれない。守ってあげたく
なるような――といえば聞こえはいいが、それはようするに独占したいだけなのか? 正直よくわからない。
 モスグリーンのチェックの制服は――男女差こそあれ――去年まで着ていた奴だ。懐かしい、と思ってしまうのは、高校に慣れてきたからだろう。Y
シャツのボタンが弾けるところを一度でいいから見てみたい、そんな体型だった。さっきから僕体型についてしか考えてないな。
「何見てるんですか?」
 どことなく恥かしそうに神無士乃が言うので、正直に答えることにした。
「ニュートンの法則が横方向にも適用されてるか考えてたんだよ」
「しってます。林檎から木から落ちて砕けた例のヤツですね?」
「砕けるのはピザの斜塔から落としたヤツだろ?」
「ピザの斜塔ってとうとう崩壊したんですか?」
「…………」
 いまいち話が通じてない気がするが、問題はない。問題の箇所から話がどんどんずれていくからだ。
「それで――」
 神無士乃は前置いて、僕の腕を強くつかみ、見上げて笑った。
「どうして遅くなったんですか? 解答時間は残り三十秒をきりましたよ」
「数えていたのか!?」
「ちなみに制限時間三分です」
「余計なことばっかり考えて時間無駄にしてた!」
 まあ、でも。
 そろそろ誤魔化すのも限界なので、答えることにした。
「学校の屋上に呼び出されて青春してきたところだ」
「校舎裏がラブレターだから、屋上は決闘ですね?」
「そうだ決闘だ。命をかけた戦いだった」
 嘘は言っていない。ある意味命はかけている。一方的な上にかけたのは僕だけだが。
 ……そもそも告白するなら――あれが一応でも告白というのならば――如月更紗のヤツ、校舎裏に呼び出せばよかったのに。
そしたら一発で何が目的かわかる……ああ、駄目なのか。校舎裏で告白なんてしたら、他人に見られるかもしれないからな。
そういう意味では扉が閉まる屋上が一番あいつの目的にかなっていたわけだ。
 鋏を突きつけ、
 危機が迫ってるとつげ、
 キスをする、目的に。
「………………」
「ちなみに敵はどんなヤツです?」
「シザーメンだ」
「複数人ですか!」
「ああ、恐ろしい男だちだったよ。両手に鋏と糊を持って襲い掛かってくるんだ」
「なんだか図画工作の先生みたいですね」
「僕の母校の先生はそんな奇妙なヤツなのか……? おい、木頭先生はどうなったんだ」
「木頭先生は……いえ、ここから先は言うのはよしましょう先輩」
「何だその『あいつはもういないんだ』みたいな台詞は!? 不謹慎だぞおい」
「木頭先生は生徒と駆け落ちしていなくなりました」
「…………」
 不謹慎だった。
 というか、生徒って、よく考えるまでもなく中学生だろ……? 知らなきゃ良かったことが世界にはたくさんあることを
今改めて再確認してしまった。あの楽しい図画工作の時間の思い出が薄汚れた感じに染まってしまう。
「とにかく」
「強引な話題転換ですね。そうそう、木頭先生といえばですね、」
「いいから話題を変えさせろよ! いつまでも木頭先生を引っ張ってるんじゃねえ!」
 両手が塞がっているので兔耳のような頭目掛けて頭突きをする。高低差のおかげで楽にできた。痛いですよう、と呻く
神無士乃を無視して話を戻す。
「ようするにホームルームが長引いて遅れたんだよ」
「面白味のない答えですね」
「お前はいちいち返答に面白さを求めなきゃ気がすまないのか……?」
「面白味のない人生ですね」
「言うな! 悲しくなるようなことは言うな!」
 先輩に対してまったく尊敬とか、それに類するものがない奴だった。
 まあ……結果的にきちんと話は逸らせたからよしとしよう。

675: いない君といる誰か 2007/01/06(土) 20:35:56 ID:yoIymAIa
「しかし神無士乃、先に帰ってても別にいいんだぞ。お前の方が終わるの早いんだし」
「そんな先輩、気にしないで下さい。それに迷子になったらどうするんですか」
「そりゃ結構歩くけどさ、電車使うわけじゃないんだから迷いはしないだろ、地元だし」
「いえ、先輩の方向音痴さを鑑みるに有りえ無い話ではないかと」
「勝手に人の設定をつけくわえんな! いつから僕が方向音痴になったんだ!」
「運動音痴よりはマシじゃないでしょうか?」
「どっちもどっちって気がするけどな……そういや知ってるか、運動神経っていう神経はないんだぜ」
「マジですか! ということは反射神経とか末端神経とかもないわけですね!」
「あーないない。間違ってテストに書かないようにしろよ」
 なんて話しながら歩きつづける。学校から家まで大体歩いて三十分くらいだ。ぎりぎり中学校の校区――自転車通学許可が出ない場所――
に済んでいるので、神無士乃は自転車を使うわけにはいかない。それにあわせて、僕もこうして歩いている。
 小学校以前からの幼馴染だ。それくらいはしてやってもいいだろう。
 可愛いし。懐いてるし。
 何気ないやり取りは面白いし。
 ちょっとバカだけど。
 それでも――いきなり、刃物を突きつけられることは、ないしな。
「先輩先輩、明日の予定はありますか?」
「学校いって帰る」
「勉強はしないのですか!」
「僕くらいになると勉強しなくても大丈夫なんだよ」
「さすが先輩です! でもそれって学校行く意味あるんですか?」
「…………」
 こいつ……世の中の学生の大半に喧嘩売りやがった。そんなことを言ってただですむと思っているのか。
意味がなくてもとりあえずで進学するやつが大勢いることをしらないのか。
 しかしここで現実の厳しさを教えてもむなしいだけなので、「あるよ」とだけ答えた。
「つまり、放課後の予定はないんですね?」
「一緒に帰るくらいだな」
「じゃあそのまま一緒に遊びに行きましょう」
 前後の関係もなく言われるが、いつものことだ。僕はさらりと答える。
「門限を守るならな」
「らじゃーっす」
 びし、と手をあげて神無士乃は返事をした。
 いつものような口約束を終えて、いつものように適当にお喋りしながら三十分を歩き続けた。他の学生たちがまったく
見えなくなったところで神無士乃は「それじゃあまた明日です、冬継さん」と言って駆けて行った。
 自分の家へと。
 神無士乃の姿が見えなくなるまで見送ってから、僕は、深く、溺れてしまいそうなほどに深くため息をついた。
 やりとりは、楽しい。
 楽しいが――疲れる。
 安らぎなどない。
 安らぎを与えてくれる人は、一人しかいない。
「まったく……今日は疲れることだらけだ」
 世界を憎むようにそう言って、僕は自分の家の門をくぐる。胸ポケットから鍵を取り出して開けて家の中へ。
 そして。
 いつものように玄関で僕の帰りを待ってくれていた人に、親愛と友愛と愛情を込めて、ただいまの挨拶をする。

「今帰ったよ、姉さん」

 姉さんは。
 一年前に死んだ里村春香姉さんは、にっこりと微笑んで、「お帰りなさい」と言った。

・第四話(了)

 

676: いない君といる誰か 2007/01/06(土) 20:37:18 ID:yoIymAIa
というわけでヒロインは
・死んだ姉
・奇妙なクラスメイト
・明るい妹
です。誰エンドにいくかは未定。
あと一人くらい出そうかと思うけれどまったく思いつきません

677: 名無しさん@ピンキー 2007/01/06(土) 21:17:25 ID:JH2fa6u9
乙!
読めば読むほど妹、あや取り上手そうだ

678: いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs 2007/01/06(土) 23:37:31 ID:oCwLvBbv
訂正。妹じゃなくて幼馴染だ……
そして>>652の誤字修正
「なるのは不健全であってそもそも僕は不健全でも不健康でもない!」

「なるのは不健康であってそもそも僕は不健全でも不健康でもない!」
でした

「【エロ小説・SS】放課後屋上に呼び出されたから行ってみたらくそでかい鋏を突きつけられてた・・・」終わり

なんかおもろいやつやらなんやら

 

な、なんやこれ?

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