■【エロ小説・SS】やさしくてヘタレでマゾで変態の大好きなお兄ちゃん♪2発目【お風呂で妹のおしっこを編】
■タグ:エロSS・官能小説 オナニー ドMホイホイ 剃毛 妹 羞恥プレイ 足コキ 近親相姦  ■元ネタ:男の子が女の子に調教されるスレ

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    風呂場でおしっこかけられチン毛剃られて・・・
    妹の調教エスカレートしすぎwwwww
    ■所要時間:19分 ■約9196文字

    【エロ小説・SS】やさしくてヘタレでマゾで変態の大好きなお兄ちゃん♪2発目【お風呂で妹のおしっこを編】

    【エロ小説・SS】やさしくてヘタレでマゾで変態の大好きなお兄ちゃん♪2発目【お風呂で妹のおしっこを編】


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    男の子が女の子に調教されるスレより

    199: 181 2011/04/03(日) 23:49:14.21 ID:LMPFaUyP
    評判がよかったので、調子に乗って2章を書き始めました。
    よろしければお付き合い下さい。

    **妹の姦計2**
    七海に服従を誓わされたその日から、彼女の態度は明らかに変わった。
    「んーお兄ちゃん、もっとぎゅっとして」
    「こうか?」
    「うん、離しちゃだめだからね」
    テレビを見る時は、いつも胡坐をかいた僕の上に座り、もたれ掛ってくる。
    「ねえ、このパンツ似合うかな」
    新しい下着を買った時は、わざわざ穿いたスカートをめくって見せ、意見を聞いてくる。この日はブルーの縞パンだった。
    「オナニーに使いたいなら素直に言って、貸してあげるから」
    パンティを見せ付けながら、本気とも、冗談とも取れる甘ったれた口調で言ってくる。無論恐ろしくて、とてもではないが借りられない。
    「ヘンタイお兄ちゃんに、一回だけ私とキスすることを許してあげる」
    遠回しに、キスしなさいと命令しても来たのは、これで一体何回目だろうか。
    そう、七海は以前にも増して甘えてくるようになったのだ。その甘えには薔薇さながらの棘が含まれてはいるが、兄を無垢に信じる妹のあけすけな好意と思えば、こう言うのも良いかも知れない。
    膝の上の七海を覆いかぶさるように抱き締める。
    「お兄ちゃぁん」
    なんだか猫をつぶしたような鳴き声が聞こえてきた。
    ****
    ありとあらゆる作戦が失敗した。自信があっただけにショックは隠しきれない。
    「これも全部お兄ちゃんが根性なしだからイケナイのよ」
    男なんだから、生意気な妹をレイプするくらいの甲斐性は、有ってしかるべき。泣きわめく妹を、私を、犯して言う事を聞かせようとは考えないのかしら。私がお兄ちゃんでお兄ちゃんが妹なら、有無を言わさず押し倒し、一日中セックスし続けるのに。
    お兄ちゃんが受け身では、私の作戦は上手く行かない。
    けれども絶対に拒絶されないと解っていて、めいっぱい甘えられるのは、なんだかとても幸せな気分になれる。今日だってお兄ちゃんに抱きしめられて、パンツがしとどに濡れてしまった。
    穿いたままの濡れ下着を見せ付けて『お兄ちゃんのせいでこんなになっちゃったんだから、責任とって洗濯しておいてね』と言って、パンツを渡して部屋に戻ったら、期待通りそのパンツでオナニーを始めた。
    お兄ちゃんの部屋と私の部屋の壁は結構薄く、私が押入れに入り耳をすませば、お兄ちゃんの部屋の音はかなり解る。
    『ナナのパンティなのに、妹の下着なのに』お兄ちゃんの哀しげな声が耳に蘇る。なんだかんだ言って私をオカズにしてくれるのは嬉しい。けれど。
    私にとってお兄ちゃんは男だけど、お兄ちゃんは私を妹としてしか見ていない節がある。それはつまり、他の女に取られる可能性を示唆している。妹としても見ている、のなら良いけど、私はそこまでの楽観視は出来ない。
    これ以上の発展を望むなら、私がもっと大胆に動く必要がある。
    まどろっこしい遠回しな作戦で絡め取る時期は終わった。
    これからは有無を言わせぬ攻城戦だ。
    刹那、閃くものがあった。お兄ちゃんが私に手を出さない理由。私が妹だからっていうのではなく、それは。
    ヒラメキが正しいのなら嬉しい事実だが、しかし。
    「……どうやって確かめよう」

    200: 181 2011/04/05(火) 00:13:01.73 ID:VH3E9vwp
    **妹の姦計2**
    シャワーを浴びていると、突然後ろから抱きしめられた。
    押し付けらるオッパイと乳首。七海が音にまぎれて入ってきたんだ。いつになく大胆な行動。嫌な予感しかしない。
    「お兄ちゃん、もう起ってる。こんなじゃ簡単に犯されちゃうよ、女の子に」
    七海が後ろからチンコを握ってくる。正直これだけで気持ちいい。思えば七海が手で直に、僕のチンコを触ってくれたのは、これが初めてかも知れない。
    「ピクピクしてる。出しちゃダメよ、我慢して」
    チンコから手が離される。悲しいことに、名残惜しい。
    「ね、こっち向いて」
    七海の方を向くと、彼女は上目使いで僕の瞳を覗き込んできた。全裸の七海。しっとりと水気を含んだ髪、身体にはまばらに水滴が流れる。押し付けられていた形の良いオッパイ。桜色の乳首の先端からは、水滴が蜜のように滴っていた。
    太陽のような笑顔の七海。かわいい。どうしてこんな美少女が僕の妹なんだろう。
    そして七海は僕の腰に腕を回してくる。チンコが彼女のお腹に押し付けられた。性器に滑らかな感触と、呼吸のリズムまでもが感じられる。
    「お兄ちゃんって、童貞でしょ」
    脈絡のない突然の発言。しかし図星を突かれアタマの中が真っ白になる。
    「ば、バカ言うな。そんな訳ないだろ」
    動揺。こいつは突然何を言ってくるんだ。
    「童貞なんだ。なんだか情けないな、女の子から相手にしてもらえないんだ」
    「だから、ナナは知らないかもしれないけど、僕はもう童貞じゃないの」
    七海はにやにや笑っている。見透かされているようだ。
    「嘘ばっかり、私には解るのよ……試してあげるわ」
    七海はくるりと後ろを向き、僕に寄り掛かる。そして僕の右手を掴むと、そのままオマンコを触らせてきた。薄い陰毛、濡れた感触はお湯か愛液か。
    「お兄ちゃん童貞だから、オチンチン入れる場所解らないでしょ。悔しかったら、見ないで入れる場所を指で触ってごらんなさい、童貞くん」
    そんな事を言われては後には引けない。
    七海のオマンコをまさぐる。外側の陰唇から指を這わせる。
    「ひっ」
    七海の悲鳴。彼女の腰は引け、僕のチンコを押してきた。
    いたいけな妹に悪戯をしているような錯覚。
    普段なら理性が飛びそうになるのだろうが、今の僕は童貞を隠すために必死で、それどころではない。
    柔らかい肉。指先になんだか穴があるような感触がある。もうべちょべちょに濡れたオマンコ。念のため周囲も触るがそれらしい場所はない。ここだ、間違いない。さっきの七海の悲鳴も、敏感な膣に触れたために出た声だろう。
    「ずっとさわってるけど、そこで良い? 間違えたら恥ずかしいよ」
    「ああ、ここに間違いない」
    指先でころころと撫でる。すると七海が弾けるように笑い出した。
    「やっぱり、やっぱりお兄ちゃん童貞だ。女の子のオマンコなて縁が無いもんね、仕方ないよね間違えても」
    「ばっバカ言うな、ここだろ」
    カマを掛けているに決まっている。七海の誘導尋問なんかに引っかかるものか。
    「良いわ、証拠を見せてあげる。指をそこからうごかさないでね」
    なぜか七海の頬は紅潮している。
    ほどなく指先に液体を感じ、それはすぐに指を押し返す勢いに代わる。
    床のタイルを叩く黄色みがかった液体。
    七海のオシッコだった。
    息を飲む。僕は尿道を弄っていたのだ。
    **続く**

    201: 名無しさん@ピンキー 2011/04/05(火) 04:09:14.59 ID:HdwSeX49
    wktk

    手玉に取られてる感じがいいな

    202: 181 2011/04/06(水) 01:11:47.29 ID:1/jEniE/
    >>201
    ありがとうございます。励みになります。

    **妹の姦計2**
    七海の放尿。頭を鈍器で殴られたかのような衝撃だった。ごくりと唾を飲みこむ。
    それは紛れもなく僕の性欲を刺激する淫靡なショーだ。
    やがて放尿が収まる。床の白いタイルに広がる七海の粗相の跡。美少女のおもらし。たちのぼる香ばしい匂い。こんな状況で、僕の勃起はもう収まらない。
    「これで解った? それともお兄ちゃんはオシッコが出るところと、オチンチンを入れる場所が同じだと思っていたのかな」
    七海の小馬鹿にしたような口調も耳に入らない。彼女もそれに気づいたようだ。
    「もしてかしてお兄ちゃん私のオシッコで興奮しているの? しているのね、この変態。妹の排泄物に興奮するなんて気持ち悪い」
    軽蔑の言葉。しかし気のせいか、その口調は恋を囁いているかのように甘い。
    「けれど良い子にしていたら、今度飲ませてあげるわ。飲みなさい、飲みたいわよね。言ってよ、私のオシッコ飲みたいって。言わなきゃ解らないわ」
    あのDVDが脳裏によぎる。
    「あう……ナナのオシッコ飲みたい。飲ませてください」
    七海の言葉には逆らえない。
    「飲ませくださいって、お兄ちゃん本当に私のオシッコ飲みたいのね」
    七海は上機嫌だ。童貞の件は誤魔化せるかも。
    「ホントに変態。童貞のくせに、先が思いやられるわね」
    考えが甘かった。
    「それで、私お兄ちゃんに罰を与えないといけないの」
    しかも口調がきつくなっている。
    「ナナ、罰って何の話だよ」
    「だってお兄ちゃん私に嘘ついたでしょ。童貞は仕方ないけど、嘘は許せないわ。お風呂から出ないでね、逃げたら酷い事するから」
    程なく七海はハサミと安全カミソリとビニール袋を持ってきた。何をするのかと身構えたら。
    「お兄ちゃん、シェービングクリームってどこにあるの」
    「洗面所の一番上の引き出し」
    拍子抜けした。解ったと返事が返ってきて、脱衣所と併設されている洗面所の方から、ガサゴソと物音がし始める。
    「もっと見つけやすいところに置いてよ」
    文句を言いながら、ずかずかと浴室に入ってきた。
    「上の段空けてくれって言ったのはナナだろ」
    「もう、そんな事良いから動かないでね」
    七海は僕の前にひざまずく。チンコがちょうど七海の顔の前に来ている。
    「剃るから、オチンチンの毛」
    僕の返答を聞かず、ジョキジョキとハサミを動かし、毛をビニール袋へ入れていく。陰毛が短くなると、シェービングクリームを塗りたくり、安全カミソリを振るう。
    剃る為に七海の手で竿をつままれ袋を持ち上げられると、萎えかけていたチンコがむくむくと元気を取り戻してきた。
    「興奮してるんだ? 妹にチン毛剃られて」
    僕は答えない。答えられない。いくらなんでも恥かしい。
    七海も答えを期待していたわけではないようで、黙々と陰毛を剃っている。
    「でーきた、子供オチンチンのかんせー。童貞にはお似合いよ、よかったね、お兄ちゃん。これからはお兄ちゃんが剃るのよ、毎日チェックするからね」
    チンコを握り、ぐりぐりと刺激を与えながら言うものだから、酷い事を言われても、僕の勃起は収まらない。
    「よっぽど嬉しいのね、子供オチンチンがはちきれそう。こんなになっちゃって可哀想だけど、お兄ちゃんへの罰はまだ終わっていないの」
    「えっ……もう……」
    やめてくれ。最後まで言えなかった。七海がチンコをしごき始めたのだ。
    「次の罰は、射精禁止。耐えられなかったら、罰はずっと続くからね」

    **続く**

    205: 181 2011/04/12(火) 23:46:57.79 ID:++mYX/qI
    ご期待にそえればうれしいです。

    **妹の姦計2**
    「次の罰は、射精禁止。耐えられなかったら、罰はずっと続くからね」
    七海の細くしなやかな指が竿と亀頭を苛む。
    「だっ駄目だから、やめてくれよナナ」
    足元がふらつき壁に背を預ける。
    「気持ちいいの?」
    頷く。オナニーでは考えられない快感。
    「でも、射精しちゃ駄目よ」
    それは、僕の命運を握る女王様の御言葉。七海の手は緩急をつけ、我慢の限界になると離し、頃合いを見て刺激を再開する。
    「うっ、く……ナナっ」
    「お兄ちゃんにとって、妹で射精するのは普通の事かもしれないけれど、一般的には救いようのない変態行為なんだからね」
    脳髄まで痺れて、七海が何を言っているのかよく解らない。
    「だから私が妹で射精しないように、お兄ちゃんを躾けてあげるの」
    亀頭はもう先走りの液でべとべとだ。射精をこんなに我慢したことは一度も無い。
    今、七海になにか理不尽な事を言われたような気がするが、そんな事はどうでも良かった。射精したい。もうそれだけしか考えられない。
    「ねえ、解った? 解ったなら返事しなさい」
    「解った、解ったよ、だから……もう、射精させて」
    「もう、ゼンゼン解ってないじゃない。私はお兄ちゃんを妹で射精させないようにしようとしているの。ここで射精させちゃったら本末転倒よ」
    「そんな……だったら、や、やめてくれ。もうっ」
    「嫌よ、そんな頼み方じゃ言う事聞けない。私が気に入るような頼み方をして」
    その声は毒だ。理性はすでに擦り切れ、抵抗力を失っているている僕の精神を犯す、あらがいようの無い甘い毒だ。
    「うあっ……な、七海さま……お願いします……もう、やめてください」
    「お兄ちゃん……妹をさま付けで呼ぶんだ。情けないの」
    チンコへの刺激は止めてくれない。これだけじゃ駄目なのか。もっと七海を喜ばせる言葉を考えないと……何か……なにか。ダメだ、なにも浮かんでこない。
    チンコへの刺激と、妹への『七海さま』への隷属の倒錯が、僕の中の何もかもを奪っていく。
    「だけど、悪くないお願いだったから、次の一回に耐えられたら止めてあげる」
    一回。あと一回頑張れば良いのか。
    七海は舌先で、僕のいきり立ったチンコのカリ部から鈴口を舐めあげた。
    「うぁぁぁぁぁぁぁっ」
    チンコから脳髄へ駆け巡る、快楽の電撃。そもそも我慢とか考える余地などなく、瞬く間に射精した。
    焦らしに焦らされ、溜りに溜まった精液が勢いよく吹き出し、七海の顔を穢していく。妹の顔へ射精。いままで考えもしなかった光景。
    精液まみれの七海は、どこか呆けたような表情だ。どろりとした精液が半開きの口に流れ落ちると、彼女は舌舐めずりをして飲み込んだ。
    僕の精液を飲んだ七海。どくり、と鼓動が一つ大きく鳴る。
    「お兄ちゃん……キレイにしてよ、舐めて、綺麗にして」
    **続く**

    207: 名無しさん@ピンキー 2011/04/16(土) 11:40:17.83 ID:9nvNyqE2
    GJ

    なにこれ最高

    208: 181 2011/04/16(土) 14:01:39.85 ID:2WREt2v0
    ありがとうございます。皆様のお声の一つ一つが励みになります。

    **妹の姦計2**
    「お兄ちゃん……キレイにしてよ、舐めて、綺麗にして」
    まるで、白昼夢。
    「お兄ちゃんが汚したんだから。精液、全部舐め取って」
    精液は七海の顔ばかりか、胸にまで飛び散っている。
    胸。
    乳房だけではない。桜色の乳首には、まるで母乳のように精液が滴っている。
    ──この女を犯したい。
    湧き上がる情念。
    ぶんぶんと頭を振る。僕は何を考えているんだ。
    「……お兄ちゃん。嫌なの? そんなの許さないから」
    七海は、嫌じゃないのか。誘われるように七海の乳首をしゃぶる。ぬめる精液が気色悪い。
    「や、ん……そう、その調子……しっかり舐め取って」
    精液の生臭さはもう無くなっている。けれども乳首を舐めるのは止めない。甘い香りが、妹の乳首を舐めている倒錯感が、魔性とも呼べる魅力で僕の身体を拘束している。
    射精したばかりのチンコは、すでに限界まで勃起している。
    「お兄ちゃん、そんなにぺろぺろ舐めちゃって、精液好きなの? 女の子ならともかく男の子で精液が好きなんて、どうしようもない変態よ」
    「ちっ、違う。僕は……」
    七海の身体が、七海が好きなんだ。
    気恥ずかしさで、みなまで言えなかった。
    乳首をしゃぶるのを止める。これ以上しゃぶっていたら、七海になんと言われるか分かったものじゃない。
    名残惜しさを振り払い、舌先を乳房へ、そして盛大に飛び散った顔へと向かわせる。
    気持ち悪くて精液を飲み込めない。舌の上には、こってりとした精液が汚泥のように乗っている。吐きそうになったその時。
    一瞬の出来事だった。
    七海が僕の頭を抱き寄せる。なにが起こったのか解らなかった。
    口内に七海の舌が這入ってきた来て、舌と舌とが絡み合った時に理解した。
    僕たちはキスをしていた。七海が強引に僕の唇を奪ったのだ。
    キスに夢中で、僕はバランスを崩し床に倒れる。押し倒されたような仰向け。七海の体重は心地良く、押し付けられた両の乳房と乳首が、僕の理性を破壊する。
    力いっぱい抱きしめた。
    反り返るチンコ。先端が七海のアナルに触れ、竿とオマンコは僕らの唇さながらのキスをしている。しとどに濡れたオマンコ。七海も興奮している。
    ──七海は処女なのだろうか。
    それは不意に鎌首をもたげた疑問。
    そんな筈がない。確証は無いが、今までの言動を見るに、到底処女だとは思えなかった。
    それに七海は兄の目から見てもとても可愛い。周りの男が放っておく訳が無い。七海と付き合うためには、なんだってする男は、掃いて捨てるほどいるだろう。
    七海はそういった有象無象の中の一人と、既に済ませているのに違いない。
    そう思うと、胸が締め付けられた。きりきりと痛む。
    僕では、血の繋がった兄では手に入れることのできない女を、その男は懊悩の一つもなく手をのばし、七海を犯したんだ。
    ──僕の、七海を。
    やがて舌がほどけ、唇が離れる。潤んだ瞳。それは情欲に支配されたバロールの魔眼。僕の常識と良識とを殺さんとする、まさに魔眼だ。
    七海は、ふぅ、と一息つくと僕の胸板に顔を埋める。すっかり身体を預けている七海。
    今ならば犯せる。七海は全裸だ。組み敷けば後は挿入するだけ、間違っても逃げられる事はない。
    しかも泣かれようが喚かれようが、今この家には今僕と七海しかいない。まさに千載一遇の好機。
    それでも僕には度胸が無かった。七海と、妹とセックスする度胸が。そして犯した後の日々を受け入れる覚悟が。
    あの日以来の調子で一言命じてくれれば。
    『私とセックスしなさい』
    そう言ってくれれば、どんなに良いだろう。
    僕の決断とは関わりなく、七海が望んだ事だから、七海の命令には逆らえないから。
    ──気持ち悪い。
    自分自身に気持ちが悪くなる。
    七海とセックスしたいのに、ずっと仲良く一緒だった可愛い妹を犯したいのに、美味しい所だけ掠め取って、逃げようと考えている。
    僕はなんて救いがたい卑怯者だ。

    209: 181 2011/04/16(土) 14:03:47.29 ID:2WREt2v0
    お兄ちゃんの精液が降り注ぐ。熱い。どろりとした、私の大好きなお兄ちゃんが、顔と胸に降り注ぐ。
    口に入ってきた精液を飲み込むと、今すぐ全て舐め取りしゃぶりたい衝動に駆られる。けれどもぐっと我慢。今度こそ命令するんだから。
    「お兄ちゃん……キレイにしてよ、舐めて、綺麗にして」
    まるで、白昼夢。
    「お兄ちゃんが汚したんだから。精液、全部舐め取って」
    この夢から、目覚めなければ良いのに。
    うっとりとそんな事を考えていると、お兄ちゃんの様子が少しおかしいのに気付いた。鋭い眼光はどこか狂気の光を含み、相貌は鋭利な刃を連想させる真摯。
    ──かぁっこイイっ。
    この男が欲しいと、オマンコから太ももに愛液が伝う。今すぐここで犯されたい。
    けれどお兄ちゃんはぶんぶんとアタマを振る……どうして?
    「……お兄ちゃん。嫌なの? そんなの許さないから」
    嫌なんて事無いよね、舐めたいよね、犯したいよね、舐めるよね、犯すよね。
    私の祈りが通じたのか、お兄ちゃんは精液が滴るオッパイにしゃぶりつく。
    「や、ん……そう、その調子……しっかり舐め取って」
    乳首に絡み付くお兄ちゃんの舌。甘い痺れが全身を駆け巡る。今までしてきたどんなオナニーよりも気持ち良い。
    大好きな男性の愛撫って、こんなに気持ち良いんだ。
    でも、これだけで私が一方的にイっちゃうのはダメ。
    「お兄ちゃん、そんなにぺろぺろ舐めちゃって、精液好きなの? 女の子ならともかく男の子で精液が好きなんて、どうしようもない変態よ」
    意地悪な誘導。
    「ちっ、違う。僕は……」
    本当は私も解っている。お兄ちゃんが本当に好きなのは私のオッパイだよね。
    案の定お兄ちゃんは乳首から口を離す。痺れるような感覚が先端に残る。
    一息つけるかと思ったけれど、お兄ちゃんはそれを許さなかった。舌は乳房を撫で、そして犬のように顔を舐めまわす。
    お兄ちゃんは私に見せつけるように、こってりとした精液をたっぷり乗せたデザートさながらの舌を動かす。
    おいしそう。あの舌にしゃぶりつきたい。
    でも、ここでしゃぶりついたらお兄ちゃんになんて思われるか。お兄ちゃんとお兄ちゃんの精液が大好きな、ヘンタイ妹だってバレちゃうかも知れない。
    我慢しなきゃ。けれど一瞬お兄ちゃんと視線が絡んだその瞬間。
    『ナナはこれが好きなんだろ?』
    囁かれた気がした。
    弾けるようにお兄ちゃんを抱き寄せ、その舌にしゃぶりつく。舌に舌を這わせ、唾液を飲み込み、精液を啜る。
    ダメ、とても我慢できない。
    お兄ちゃんの舌を夢中で舐めまわしていたら、苦しいくらいに抱きしめられた。離れ離れだった恋人を抱擁するような、想いの丈を実感させられる力強さだ。
    そして今更ながらお兄ちゃんを押し倒していた事に気づいた。
    そればかりか、お尻の穴に異物感。お兄ちゃんのオチンチンだ。私のオマンコに沿うように起立し、アナルを狙うように反り返っている。
    このまま犯されちゃうのかな。
    ふぅ、と大きく息を吹き出し、お兄ちゃんの胸板に顔を埋める。身体を弛緩させ、私の身体はお兄ちゃんの好きにしていいんだよ、って言外に伝える。伝わるよね。
    そして何より大事なのは。
    お兄ちゃん童貞だった。わざわざ確かめたにも関わらず、信じられない。私の為に取っておいてくれたのかな。
    そうとは思えないけど、そうとしか考えられない。
    今までお兄ちゃんに彼女が出来た事なんてないし、出来そうな気配も無かった。出来ない事に愚痴を言ってもいなかった。
    つまり、必要ではなかった。
    なぜか。近くに好きな女の子が居たから。
    大好きだけど、絶対に彼女にしてはいけない女の子が。
    笑みがこぼれてしまう。
    都合の良い想像だっていうのは解る。だけどそう想わずにはいられない。あんなにカッコ良くて、優しくて、何でもできるお兄ちゃんに女が群がらない訳が無い。
    なにせ血の繋がった妹さえ恋い焦がれさせる人だもの。
    それにしても。
    お兄ちゃんちっとも犯そうとしてくれない。抱き締める力は強いのに、反り返るオチンチンは萎える様子を見せないのに。
    もしかして、待っているの?
    私がお兄ちゃんを犯すのを『私とセックスしなさい』と命令するのを。
    今までずっと私が主導権を握っていたもんね。
    でも、駄目だよお兄ちゃん。私たち初めてなんだから、それは男の子の役目なんだからね。
    そしてふと思い出した。
    昔。
    ずっと昔。
    わたし……お兄ちゃんの事、大嫌いだったっけ。
    **第二部・完**

    210: 181 2011/04/16(土) 14:13:10.45 ID:2WREt2v0
    第二部は、お兄ちゃんが調教されながら妹を女として意識していく様が書けたらいいな、と思い書かさせていただきました。
    一部に比べエロが薄く、クオリティが低くなっているような気がしますが、皆様はどうお思いでしょうか。

    忌憚無いご意見ご感想をお聞かせください。

    211: 名無しさん@ピンキー 2011/04/17(日) 01:25:54.32 ID:GRIpgbRM
    是非、続けてください

    213: 名無しさん@ピンキー 2011/04/19(火) 18:18:12.67 ID:qLe3JP2p
    続きwktk

    このシリーズの一覧だオラッ!

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