バイブがはまった状況で友達が襲来。
無事切り抜けることが出来るのか!?
■所要時間:16分 ■約11084文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】100時間耐久 電池が切れるまでクリトリス用バイブの刺激を受け続けろ 2発目」開始
「電話越しとはいえ、あんなに様子がおかしくなるから、驚いちゃった。
とりあえず…命にかかわるような事態じゃなくて安心したわ。」
「大袈裟だなぁ…。」
「いやいや、日芽子は病弱って訳じゃないけど、無理しがちな性質だからさ。
熱出してるのに学校に行って、結局授業中にダウンなんて事もあったし。」
「ふーん、そんな事もあったんだ。日芽子、頑張り屋さんなのはいいけど、体調には気を使ってね。
…家族もわたし達も、心配しちゃうよ?」
「うん…そうね。これから、なるべく気をつける。」
「それはそうと、朝ご飯ちゃんと食べた?」
「実は…朝はちょっと調子悪くて、食べられなかった。」
「あらら…、じゃあ、コレ食べなよ。…ついでにコレも、はい。」
朝香から、バナナ一本とスポーツドリンクの缶を手渡される。
「あ…ありがと朝香、丁度お腹が空いてたの。…けど、なんでバナナ一房丸ごと持ってきたのよ?」
「昨日、近所のスーパーで安売りしてたのを、お母さんが買い込んできたの。
健康番組にすぐ影響されて、困ったもんだよ…。食べきれないから、おすそ分け。」
「あ、あはは……。私もその番組見たけど、そこまでは行かないなぁ…。」
苦笑いしつつも、ドリンクを飲む。身体に水分が染み渡る感覚が心地よい。
この水分も、愛液として出て行くのだろうか…と思うと、ちょっぴり複雑な気分だけど。
そんな中、ふと千夜の方を見ると…何やら辺りをキョロキョロ見回していた。
「どうしたの…?私の部屋、何か…変なものでもあるの?」
「いや、相変わらず綺麗に片付いてるな~って思ってさ。あたしにゃ真似できないや。」
「えへへ…そうでもないよ。」
「……。…けど、これって…いったい、何?」
朝香が指差す先は…クマのぬいぐるみの亡骸の綿で溢れた、ゴミ箱。
「えっ?!あっ…それは、あのー…金曜日の、宿題が…はかどらなくて、ついムシャクシャして…。」
「へぇー、日芽子にしちゃ珍しいなぁ。そんなに荒れるなんて、やっぱり難しかった?」
「……。」
突然、朝香が立ち上がる。唐突に呟いた一言に、私は凍りついた――。
「…何だか、この部屋…妙な音、しない?」
(――――――――っ!)
「ほら、この近くで、何というか…小さなモーターが、ぶーんっていう音が…。」
耳に手を当てながら、朝香はベッドの周りをゆっくりと歩く。
(い、嫌ぁっ…お願い、気付かないでいてよぉっ…。)
私の思いとは裏腹に、バイブは非情にも激しく動き出す。
「っうぅっ、くぅっ…」
「あれ…音が大きくなった。…分かった、多分、ここ。」
異変を見逃さず、朝香が指差した先…そこは紛れもなく私の股間部分。
瞬間、千夜の眼差しが…餌食を見つけた、飢えた獣のそれへと変わったような気がした。
「……むふふ……日芽子、あたしに隠れて何をしてるのかなぁ…?さぁ、覚悟ぉっ!」
言うや否や、千夜は布団をはぐり、パジャマもろともショーツを脱がせてしまう。
「やっ…だっ、駄目ぇっ!見ないでぇぇっ…!」
「往生際が悪いっ!さぁ、潔く足を開きなさいな!」
閉じようとした足をこじ開けられ、私の性器が二人の視線に晒される。
そして、独特のモーター音を発しながら、クリトリスに吸い付き離れないキャップも…。
千夜はその異質なモノに目を白黒させ、対照的に朝香はそれを冷静に見つめている。
「……あ、あんた…何ですかい、こりゃ…?」
「ローターか何かだとは、思ってたけど…。」
「……もう…全部話すから…見ないで…恥ずかしい…。」
ここまで来てしまっては、もう逃げられない。仕方なく、私は事の顛末を洗いざらい話した。
「…で、土曜の夜から今まで、このちっこいのにずーっとクリを苛められ続けてる、ってか。」
しかし、100時間外れないって…本当?RPGの呪われた装備品じゃあるまいし。」
「えっ…千夜、ちょ…駄目ぇっ、引っ張らな…っぅぅ!あぁぁ…っ!」
千夜が無造作にクリバイブを引っ張る。
しっかりと掴まれ、逃げ場を失った振動はクリに直接伝わり、引っ張りの刺激と共に私の体を駆け巡る。
「っ、あっ…だっ、だからっ…駄目なのぉっ、どうしてもっ、取れないのぉぉっ…!
あぁっ、はっ、早くぅっ…放してぇぇ…クリトリス…おかしく、なっちゃうぅっ…!」
「…ごっ…ごめんごめん!」
千夜が手をバイブから放す。危うくイク寸前まで意識が飛びかけたが、私は辛うじて堪える。
「ぁあぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ…バカぁ…。」
「…ごめん、疑って…。でも、イキそうだったのなら、いっそ最後までイッちゃえば…」
「そうしたら、私…イキっ放しで…気絶、しちゃう…。」
「…そんなに、気持ちいいの?」
千夜の疑問に、朝香が割り込んで回答する。
「当然。クリトリスって、女の子の性感帯の中でも、一際敏感な部分だよ。
そこを陰圧で無理矢理勃起しっ放しにされてるから、より敏感に刺激を感じちゃう…。
普通に指だけで責めるのとは、比較にならないくらいにね。」
「……。」
「ましてや、日芽子のコレは自分の意思で外せないから、ずっと敏感なままだよ?
振動が強いときに、下手に刺激を与えられちゃったら…わかるよね?」
「詳細な解説ありがと…でも朝香、なんでそんなに詳しいの?」
「だって、わたし…普通のクリキャップなら、何度か…使ったこと、ある。」
こんな所で、赤裸々な体験談を語らなくても…。
親友の意外な一面を見てしまい、私と千夜は二人して複雑な表情になってしまった…。
「…そっ、そーだ、日芽子、お風呂入らない?手伝ったげるからさ。」
妙な沈黙を破ったのは、千夜の提案。
いきなり何を…とは思ったけれど、千夜が指し示している部分…愛液にまみれた股間を見て、納得…。
「学校じゃ、タンポンも併用した方が良さそうだね。明日の朝、わたしのを分けてあげるよ。」
「ありがと…。」
クリ刺激だけで、こんなになっちゃうなんて……。頭では拒んでいても、体は正直…と言ったところか。
自分がエッチな身体になってしまった気がして、私は顔を真っ赤にしてうつむいた。
「すいませーん、お風呂借りてもいいですかー?…って、ありゃ?誰もいない。」
「父さんは今日も仕事だし、母さんはもう書道教室に出かけちゃったし…。」
「ここに来た時は、弟さんもいたのに。部屋をノックしたけど、返事がないね。」
「えっ、康太いない?…だったら、リビングでテレビでも見てるのかも。」
念のため、私達三人はリビングへ向かう。…そこには一枚の置手紙があった。
“友達の家に遊びに行ってくる。夕方6時くらいまでには戻るから。
千夜、ねーちゃんであんまり遊ぶなよ?宿題見せてもらえなくなるぜ。 康太”
「あんのマセガキ、要らん事書きよって…。」
「ついでだから言っておくけど…こんな時まで、私のノートをあてにしないでね。」
「へーいへい。…誰もいないなら、勝手に入っちゃいますよーっと。」
肩をすくめつつ、千夜はお風呂場へと向かう。朝香と私も、後に続いた。
我が家のお風呂は、いわゆる一戸建て住宅向けのユニットバス。
バスタブは「大人の男性が足を伸ばして浸かれる」だけの余裕はあるので、
体育座りならば二人までは何とか入れるだろう。流石に、三人だと少々窮屈そうだけど。
まずはシャンプーで髪を洗う。新商品の使い心地や自分のお気に入りなど、他愛もない話をしていたが…。
「それにしても、日芽子の胸っておっきいわねぇ…。今、いくつ位?」
千夜が私の胸をまじまじと見つめながら、唐突に聞いてきた。
「…92の、Hカップ。」
「うーん、幼い頃から揉み続け、育てた甲斐があったなぁー!
あたしもそういう努力はしたけど、何やっても効果がなかったのよねぇ。」
「でも…胸大きくたって良い事ないよ。服や下着は可愛いのがないし、
男子は胸ばかり見るし、揺れて動きづらいし…。千夜くらいが丁度いいんだよ。」
「っ…!そんなの、巨乳側が上からの目線で見た意見に過ぎないっ!
あたしの79Cなんざ、巨にはちょっと足らない、さりとて貧としちゃ大きすぎる、
箸にも棒にもかからない乳としか男どもは見てないんだっ!」
「ちょ、ちょっと…千夜?」
私の発言が逆鱗に触れてしまったか、急に激昂する千夜。
たじろぐ私などお構いなしに、さらに激しくまくしたてる。
「黙れ黙れぇぇぇっ!男はみぃ~んなオッパイ星人なんだよぉっ!
さぁ、雪代朝香よ!70Aなんて現状に甘んじず、この夏目千夜のゴッドハンドによって
遅れてきた第二次性徴を発現させるのだぁぁ~っ!」
両手の指をわきわきさせながら、千夜は朝香に迫る。…やめなさいって。
「いや、わたしは別にいいよ。小さいのが好きって人も意外といるし。」
朝香は落ち着き払って、千夜の突進をひらりとかわす。
「のぉうわぁっ…ととっ!」
「そもそも、胸の大小だとかに執着するのはいわゆる『フェティシズム』。恋愛とは全くの別ものだよ?
それに、千夜くらいなら『うつくしい』と書く方の『美乳』とも言うからさ、そう嘆かないの。」
「うぅぅ…言われてみれば…ごもっとも。日芽子、朝香、取り乱して悪かった。」
千夜が落ち着きを取り戻したところで、三人とも洗髪を終える。
続いてボディソープでの身体洗い。私が背中を洗おうとしたところ…。
「日芽子、あたしが背中流してあげるから。」
「あ…ありがと。」
千夜が言うので、何の気なしにスポンジを渡す。
最初のうちこそ普通に背中を洗ってくれていたが…突如、胸を鷲掴みにされる。
「ひぁっ……!」
「むふふ、この夏目千夜に背中を見せたがお主の迂闊!
…ってな訳で、日芽子の身体の隅々まで洗っちゃおっと!」
…しまった、千夜の本当の狙いは…!後悔しても時既に遅し、慣れた手つきで私の胸を責め始める。
右手は泡に包まれたスポンジで擦り、開いている左手ではつまみ、揉み…。
時折スポンジを持ち替えつつ、両乳房を丹念に、執拗に洗っていく。
「ふふっ、ちょっと揉むだけで乳首勃たせちゃって…。こんなに感じてくれると、いぢめ甲斐があるわね。
あぁん、あたしも一度、日芽子のそのおっきな胸でお背中洗ってもらいたいなぁ…。」
「バ、バカぁっ!私にっ…そっちの、趣味は、ないってばぁ…っ!」
冗談とも本気ともつかない言葉を耳元で囁かれ、私はうろたえるばかりだった。
「あ、朝香ぁっ…!ちょっとっ、助けてよぉ…っ!」
「…日芽子、油断しすぎ。こんな裸の付き合いなんて状況、千夜が黙って見逃すと思った?
それとも、こんな風に悪戯されたくて、わざと隙を見せた…とか?」
「は、薄情者~っ!そんな事っ、あるわけ…ないでしょ…!」
口では反論しつつも、私のクリは言葉と裏腹に、次なる責めを待ち望んでいた…。
当然ながら、千夜の攻撃はなおも続く。
幼い頃からセクハラ攻撃を続けてきた賜物か、千夜は私の弱い部分…性感帯を熟知していた。
乳房・首筋・脇腹・腹部…スポンジは私の身体を丹念に愛撫する。
しかし、それは巧みに性感を刺激こそすれ、決して絶頂へは導いてくれない…。
もどかしさに耐えかね、私は思わず声を洩らしてしまう。
「…っ…ぁあっ…やっ、ぃやぁ…っ…。」
「っ!ごっめんごめん、あたしとした事が…感じさせちゃった?」
声を聞いて、千夜は大げさに手を引いてみせる。
「ぁあっ…、ちっ、ちがっ…そう、じゃ…。」
「えっ?声小さくて聞こえなかった、もっかい言って。やめて欲しいの?…それとも、続けて欲しいの?」
「うっ、うぅぅっ……。し、して……ほしい…。」
「うーん、もっと具体的に言ってくれないと困っちゃうなぁー。」
意地悪ーっ!してやったり、といった表情の千夜がまた憎らしい。
でも、悔しいけれど…もうこのままお預けじゃ我慢できない!
エッチな気分を抑えきれなくなっていた私は、考え付く限りで最高にいやらしい言い方で訴える。
「私の…苛められっぱなしの…クリトリス、と…トロトロの、アソコ…きれいに、して…欲しい…っ!」
「うっ…そこまで言わなくても良かったのに。でもまぁ、確かに承りました!じゃあ、足を開いて。」
言われなくたって…。昂ぶる欲望に突き動かされ、私は足を開いた。
「あーらら、自分から足開いちゃった。焼けぼっくいに火がついちゃった、ってとこ?」
「そうさせたのは、何処の誰なのかなぁ…。…千夜、あまり無茶しないようにね?」
快感にまどろむ私の心の声を見透かしたように、朝香が千夜に釘を刺す。
「わかってる。ま、ここまで来ちゃったら最後まで付き合うわよ!…覚悟はいい?」
「うん…。もう、私…我慢…限界…。は、早くぅぅ…。」
まずは内股から徐々に股間に近づくように、優しく丹念に洗っていく。
加えて、空いた手の指先は性器付近を微かに撫で続ける。
触れるか触れないかの微妙なタッチで、何度も行ったり来たり…。
(うぅぅ…は、早く…クリ、触って…欲しい…のに…。)
「んんー、焦れてる表情も可愛いーっ♪そんなに焦らないの。
敏感な場所なんだから…周りからじっくりと、ね?」
とか言われても、少なくともクリは十何時間じっくりと苛められてるのに…。
千夜のことだから、分かってて言っているんだろうけど。
「…これくらいで充分ね。じゃ、お次はお待ちかねの…。」
そう言うと、千夜は左手でキャップをつまみ、ゆっくりと円を描くようにこね回す。
「ひぅぅっ、ぅく…っ、あ、ぁあ…んっ…。」
散々焦らされたクリトリスに、ようやく与えられた刺激。
待ち望んだ快感に、私は思わず身をよじらせ、喘ぎ声を漏らす。
不規則に弄り回し、時にはキャップを軽く小突く、引っ張る…
バイブとはまた違う刺激に酔いしれるうち、いつしか身体が火照りだす。
(あ、あぁっ…私…千夜に、好き勝手に、責められて…感じちゃってる…。)
「…そろそろ、もっと強く刺激しても大丈夫かな?」
左手の動きはそのままに、千夜は右手のスポンジで性器の部分を洗い始めた。
ボディソープがちょうど潤滑剤となってくれているのか、独特の快感が体中を駆け巡る。
強く擦られているわけではないけれど、クリとの同時刺激はかなり感じちゃう…。
くちゅりくちゅりという妙に淫靡な水音にも、興奮をかきたてられてしまう。
もう限界、イッちゃいそう…と思った、その時。
「さぁーて、それじゃあ流すわよー!」
と言いつつ、千夜はシャワーヘッドを私の股間に向けた。まっ、まさか!
(ぶしゃああぁ―――――…)
「はぁあぁっ…あぁんっ、んなぁあうぅ――……っ!」
至近距離から、お湯が勢い良く私の性器に浴びせられる。
ただでさえ、先程のボディソープ洗いで執拗に苛められたところに、トドメの一撃…。
私はたまらず、大きな喘ぎ声を上げながら達してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁっ……!…くっ、ううぅ、あぁぁぁっ…。」
「こら、千夜!悪戯が過ぎるよ。家族が帰って来てて、聞かれちゃったらどうするの?」
「あっ…!そ、そうだった…。…今回ばかりは、やり過ぎちゃったか?」
「はぁっ、はぁっ…うくぅぅっ、あぁぁぁんっ…!」
私も怒りたかったが、クリバイブの追い討ちに喘ぎ、発言のタイミングを逃す。
いっそこのまま快感に身を委ねてしまおうか…と思ったけれど。
(ぴんぽーん♪)
「ただいまー…あら?日芽子ー…康太ー…?いないのー?」
「!」
突如鳴り響く呼び鈴に続いて、母の声。瞬間、私は総毛立ち、快感のまどろみから一気に引き戻される。
「すいませーん、お風呂借りてまーす。日芽子、ひどく寝汗かいてたもんで…。
あと、康太君は友達の家に遊びに出かけてまーす。」
「あら、それは大変…。手間掛けさせちゃって悪いわねぇ。」
千夜の咄嗟の説明で納得したようで、母の足音は台所へと向かっていった。
「……間一髪、だったね。」
先程のやりとりを聞いて、朝香が呟く。あともう少し焦らされていたら、下手すれば…。
「千夜…。散々、感じておいて…言うのも、何だけど…、ホントに…反省、してる?
今度やったら、いくら…私でも、怒るよ…。」
「…この通りだ。ホント、ごめん!学校じゃ、絶対こんな真似はしないからさ…。」
さっき言えなかった苦情をぶつけたら、千夜はひたすら平謝り。
これに懲りて、三日と言わず今後一切悪戯をやめてくれると助かるんだけど…。
色々ありつつも、私達は湯船につかる。…やっぱり、三人だとちょっと窮屈。
それはともかく、お湯の中だろうと振動を止めないバイブを見て、私は思わず溜め息。
「はぁ…ご丁寧にも、完全防水…。至れり尽くせりで涙が出そう…。
付け外しの不自由ささえなければ、とっても気持ちいいのに…。」
「…好奇心に逸って、説明書の※書きを見落としたのが失敗だね。」
「うわっ!あ、朝香っ、急に何よっ?!」
「ちょっと前のニュースでさ、携帯の料金プランの広告が問題になったでしょ。
細かな条件や制限の手合いは、総じて隅っこに小さな文字で書かれてるものだよ。
だから…そういう情報ほど、注意して読むように。さもないと、今回みたいに痛い目見たり、損しちゃうよ?」
「はい…以後気をつけます。」
「でも、過ぎたことはもうしょうがないよ。それより、明日からの学校…残り3日間をどうしのぐか考えなくちゃ。」
「そうね…って、あれ?説明書…?朝香、コレの説明書なんて、どこで読んだの?」
「ゴミ箱の脇に落ちてた、丸まった紙…。」
「あっ…!」
そういえば…バイブが気持ちよすぎて、今の今まで忘れてたけど、昨日投げ捨ててそのままだった…朝香、恐るべし。
お風呂から上がった私達は、部屋に戻って作戦会議。
「確か…このバイブって、まるっきり不規則に強さが変わるんだっけ。」
「うん。だから、刺激に慣れるってことができないの。弱い振動なら、それなりに我慢できるけど…
弱い刺激でずーっと責められた後で突然強くなったり、かと思えば気絶するまでイキっ放し…とかもあるから。」
「つくづく厄介な機能ねぇ…。どれだけ高性能なグッズなのよ。」
「うぅぅ…月曜と水曜の体育、どうしよう…。こんなの付けたまま運動なんて、いくらなんでも無理だよぉ…。」
「あんた、ただでさえ運動音痴だからねぇ…。
『生理痛がひどい』とか言って、見学しちゃったら?…あっ、駄目だ、たしかあんた先週…。」
「うん…普段は何でもないのに、今月はなぜかひどくつらくて…。」
「あちゃ~、都合の悪い…。となれば、腹くくって出席するしかないか。愛液でブルマ濡らさないようにね。」
「うっ…。千夜、変なこと言わないで…思わず想像しちゃったじゃない…。」
クリバイブの分だけわずかに膨らんだブルマの股間、そこにはなぜか妙な湿り気…。
恥ずかしすぎる光景が脳裏をよぎり、私はがっくりと肩を落とす。
すると、朝香からフォローの一言。
「まあ、ナプキンやタンポンでカモフラージュの余地はあるから、心配しないで。
水泳の授業だったら、隠しようがなかったかもしれないけど。」
「うっ…そりゃ確かに。ただ、あたし個人としては…見てみたいっ!
ねぇ日芽子、あたし達のためだけにスクール水着着て見せて?」
「…あのねぇ…。他人事だと思って、変な事言わないでよ…。」
…このように、少々脱線しがちではあったものの、その後も三人で様々な状況への対処方法を相談しあった。
いつしか、窓からは夕日が差し込み、私の部屋をオレンジ一色に染め上げる。
「しっかしまぁー、アレだ。こうクリばっかり責められてると、アソコ寂しくならない?
せっかくだから、下のお口にもバナナ1本くらい食べさせてあげたら?」
「バカッ!」「馬鹿。」
千夜のセクハラ発言に、私と朝香が同時にツッコミ。
「…日芽子、もしもコレの換え電池が手に入ったら、
千夜の寝込みを襲ってクリに付けちゃえば?少なくとも4日間は大人しくなるよ。」
「うっ、ご、ごめん!それだけは本当に勘弁っ!」
朝香の非常にブラックな反撃に、千夜が大仰な土下座。それを見て、思わず私も笑ってしまう。
「けどさー、イキたいのを無理に我慢し続けるのも、それはそれでよくないよ。
…疼いて仕方なかったら、あたしが何とかしてあげるから!」
「…結局、そっち方面?気を使ってくれるのは嬉しいけど……それくらいは…自分で、できる…。」
「あははっ、それもそうだね。…っと、もうこんな時間。
千夜、くどいようだけど学校じゃ日芽子に悪戯しないようにね。それじゃ、ばいばい。」
朝香に釘を刺され、千夜は少々不満げにつぶやく。
「分かってますよーだ…。っつーことで、あたしも帰るとしますか。」
ふと時計に目を向けると、示す時刻は午後6時。
「うん。それじゃ、千夜に朝香…また明日ね。」
親友とのしばしの別れの言葉を交わした後、部屋の窓越しにそれぞれの家路につく二人を見送る。
すると、ちょうど入れ違いになるように、康太が我が家の玄関に駆け込んできた。
しばらくして父も帰宅し、一家揃って夕食の時間を迎える。
今回はバイブも大人しく、久々にちゃんとした食事を摂ることができた。
とはいえ、いつ暴れだすか分からないため、早々に食べ終えて自室に退散。
明日の授業の時間割りを確認し、持ち物の準備を済ませる。
…さて、残るは本日最後の難問。どうやって眠りに就けばいいのだろう…?
装着してから丸一日、まだまだ元気に動き続けるクリバイブ。
昨日はコレを無理に外そうとして…結局イキっぱなしになっちゃったんだっけ。
けれど、この延々と続く甘い快感…とても無視なんてできない。
(ううぅ……このままずっと我慢してたら、眠れっこないよぉ…。
こ、こんな時間なら、みんな…眠っちゃってるわよね…。……仕方ない、かくなる上は!)
他に手段は思いつかない、やるしかない…そう自分に言い聞かせながら、私は股間に手を伸ばす。
これから行おうとしている行為を想像すると、耳の奥からバクンバクンと心臓の鼓動が聞こえだし、
自分の体内の血液すべてがある一点…吸引され続けているクリトリスに集まっていく錯覚を感じてしまう。
まずはお風呂にて千夜にされたように、キャップをつまんで優しくこね回してみる。
自らの指先で、不規則にキャップを弄び、時折小突いての刺激も織り交ぜて…。
たまらず発してしまういやらしい声も、劣情をかきたてるスパイスとなる…けれど。
「ぁあ…っ、くぅっ、…っ!ぅぅうぁぁあぁ…っ、あ、ああっ…あっ…、気持ち…っ、いいっ…!
…で、でも…だめぇっ…これ、だけじゃ…、だめ…なのぉ…。」
おっかなびっくり、拙い指戯。吸引で過敏になっているクリには、これでも充分な刺激のはずなのに。
…心のどこかでイクことにまだ抵抗があるのか、あるいは散々苛められ続けたせいで、弱い刺激に満足できなくなったのか。
いずれにせよ、まだ足りない…もっと、強い刺激が欲しい…。
私の胸中を知ってか知らずか、バイブは徐々に振動の勢いを増していく。
微弱な振動が、いつしか身をよじらせずにいられない快楽に変わり、足のつま先から耳の先まで熱を帯びていく。
股間をまさぐる指先を伸ばせば、愛液の潤いがたっぷりとまとわりつく。
その潤いを股間全体に塗りたくり、さらなる快感を貪るように私は指先の動きを早める。
「ん…ぅっ、うぅっ、クリ…強いの、来てる……。はっ、はぅぅっ…!」
(お願い…今は…思いっきり、私のクリを苛めて…。
何もかも、忘れちゃうくらい…壊れちゃうくらい、気持ちよく、させて…っ!)
静まり返った寝室に響くのは、クリバイブの蠢くモーター音、抑えきれず洩れる喘ぎ声、愛液の水音。
そして私の脳裏には…ひたすら淫らな快楽のみを求める、心の叫びがこだまする。
「…っ、あっ、あぁっ…ぅあぁぁ!やぁぁ…んっ…。はあっ、ぁぁぁぁ…!
んっ、う…ぅぅ…いっ、イクぅぅ……っ!!……ぅぅっ…ぁあぁっ…!」
体中を駆け巡る快感に突き上げられ、次第に頂点が見えてくる。あと、もう一歩…。
瞬間、モーターが一際激しく唸りを上げる。
「っ、来る…強いの、くるぅぅっ…!あ、あっ、あっ…もう、だめぇぇ…っ!」
(…もっと、もっと…暴れてっ!私を…、壊してぇっ…!)
「……ぅぅぁあぁっ?!はぁうっ、ぁああぁ――……っ……!!」
意識が、どこか遠くへ飛んでいく……もう何度味わったか分からない、絶頂の極みに昇りつめる感覚。
その先にあるのは、なおも勢いを緩めないクリバイブがもたらす連続絶頂…。
立て続けに襲い来る快楽に呑み込まれ、気を失うのにさほど時間はかからなかった。
――次回『月曜日』へつづく――
月曜日以降の話は、今のところ考え中…。気長にお待ち下さい。
アイテムの性質が性質だけに…イッてはいけない状況の中で、
必死に快感に耐えようとするけれど…的な展開がメインになるかな?
シチュエーションなどのリクエストがあれば、参考にさせて頂きたいと思います。
(.___,,,… -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『あの作品続き書かれないかなと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ってたら本当に続きが投下されてた』
|リ u’ } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ’eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/’ ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何が起こったのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u’ | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ ’/:} V:::::ヽ ムスコがどうにかなりそうだった…
// 二二二7’T” /u’ __ /:::::::/`ヽ
/’´r -―一ァ‐゙T´ '”´ /::::/-‐ \ すごいだとかGJだとか
/ // 广¨´ /’ /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ‘ / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::… イ もっと素晴らしいものの片鱗を味わったぜ…
御礼を言わせて下さい。
素晴らしいものを読ませていただきました。
心からGJ!ありがとう。
またの投下楽しみにしてます。マイペースでガンガって下さい。
「【エロ小説・SS】100時間耐久 電池が切れるまでクリトリス用バイブの刺激を受け続けろ 2発目」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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