女子達のコンビネーションによる玉蹴り作戦。
やっぱ男子ってバカやなぁ。
■所要時間:5分 ■約2743文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】女は男よりも弱い?そう思ってる男子は玉蹴りでわからせる」開始
男子は総じてガキっぽいのが多いし、女子もワガママなのが多い。
この頃だと男女間で体力的な差はほとんど無いけど、やはり男は女よりも強いものだという風潮は未だにある。
喧嘩で女子に負けるだなんて恥ずかしい事だと考える男子は多いだろう。
玉塚小学校の5年2組の生徒である田口龍太も例外ではない。
しかし龍太の場合はそれがちょっと異常なのである。
龍太の中では女は男よりも弱いものだという感情が強く根付いていた。
あからさまに女子を見下した様な態度を取り、おまけに女子にも容赦なく暴力を奮う乱暴者だったので、女子からの嫌われ者であった。
そんな中で女子の一部のグループで、「男子はキンタマ蹴られると物凄く痛い。」という話が持ちきりになった。
日頃から女子に恨みを買われまくっている龍太はターゲットにされてしまう…
「あいつのせいで女子は皆嫌な目に遭ってるやん? 里奈やってこの前最低な事されたんやしさ、やるしかないやろ。」
「でも… その… うまく当たるかなぁ…」
「せやからまず不意打ちで一発蹴ったんねん! タマ蹴られたら男子はホンマに痛いねんから。ウチは男子やないからよー分からへんけどな(笑) ウチに作戦がある。里奈は手ぇは出さんでええけど、ちょっとだけ力貸してぇや!」
そんな話をして、親友の里奈を始めとするクラスの女子の為に龍太を懲らしめようと決意したのは龍太と同じクラスの千尋であった。
千尋は空手をやっていて運動神経は抜群。正義感が強くクラスの女子から凄く慕われている。ちなみに関西弁なのは両親が関西人だからだ。
しかしいくら運動神経抜群の千尋とはいえ腕力では強い男子には流石に勝てないので、里奈は不安であった。
「田口~ ちゃんと通学路通れや!」
「なんだよ千尋かよ!なんか文句あるか!?」
龍太が近道で公園を通る事を千尋達は知っていた。
道路だと不自然に人目につくので、龍太が公園に入った所を見計らって声をかけたのだ。
「文句ねぇ… ホレっ!」
千尋は龍太の通学帽を奪いとる。
!!!
そして龍太が帽子に気を取られているスキに、里奈は龍太に気づかれない様に龍太のランドセルのホックを外した。
「か、返せコラ!!」
「取れるもんなら取ってみろ!」
そして龍太が取り返そうと突っ込んできた所を素早く手前に引く。
…バラバラバラーッ
ランドセルのホックを開けたまま前屈みの体制で暴れたので、ランドセルの中身が地面にばらまかれてしまった。
「クソが! お前のせいだ!」
ドカッ!
龍太は千尋を一発蹴飛ばすと、舌打ちをしてランドセルの中身をランドセルに戻し始めた。
しかし立ったままの状態で脚を広げて前屈みになって教科書やノートを拾う姿はあまりに無防備だった。
「男子ってバカやな…」
千尋は龍太に蹴飛ばされて一瞬怯んだが、そう呟くと龍太の背後に忍びよった。
「キーン!!!」
「あぐぁぁぁぁぁ!」
「作戦通りやな。里奈ナイスやで(笑)」
千尋が後ろからキンタマを蹴り上げたのだった。
「ぃ……ぁ…ぁ…」
空手をやっている千尋の金蹴りがモロに入って、龍太は目に涙を浮かべ、両手で股関を押さえながらランドセルの上につっぷした。
「あれ? そんな痛いん?笑」
千尋は笑いながら龍太の顔を覗き込む。
「いったいのクソボケ!」
龍太は千尋に掴みかかろうとするが、キンタマの痛みが酷く直線的かつゆっくりな動きで、千尋は容易にかわして、龍太をフェンス際に追い込んだ。
「田口これで前里奈の頭殴ったよなぁ?ウチも今から殴ったろか?」
「ぃ…ゃ…やってみろや!ガードしちゃるし!」
「ええんか?めっちゃ硬いでコレ。あ、やっぱ顔面に投げて当てた方が痛いかね?」
「!!」
「ほないくで!そりゃ!」
龍太はビビって両手で顔を覆う。
キーン!!
「むごぉぉぉぉぉ!」
「キャハハ ごめんなぁ? タマタマがら空きやったからつい蹴ってもーてん(笑)別そんな泣かんでもええやろ?」
「う、うわぁーーーん」
千尋は笑いながら龍太のランドセルを直した。
!!!
「里奈!そのリコーダーどないすんねん?」
「いや、ちょっとね(笑)」
???
しばらくして龍太はようやく痛みが治まり、里奈が龍太の元へ駆け寄った。
「里奈… ゴメン…」
「いいよ。あ、でもなんかあたしだけ殴られたのはヤだし、田口の頭かる~くコツンってしとこっかな(笑)こんぐらい!」
里奈は軽くポンッと自分の頭を叩いて見せた。
「んじゃ田口後ろ向いて!」
ボゴッ!!
「ぎゃあああああ!」
「キャハハ 痛かったぁ? これでゆるしてあげるー(笑)」
「アホ!やり過ぎやって!田口大丈夫?(笑)」
「ぅぅ、うわぁーーーん」
「ちーちゃんは甘いよ。こんぐらいはやってやんないとね。あたしの事殴った罪は思いよ。だってあたし、おんなのこだもんっ!(笑)」
里奈はそう言ってスキップ気味にかけっていった。
「ちょっと里奈待って!田口、よしよし…ホンマごめんやで… 里奈が行ったから行くわ。ちょっと休んでから帰りや? 明日ちゃんと学校来るんやで? ほなな。にしても、里奈の怖い一面見たわー(笑)」
龍太が痛みで悶絶する中2人は去って行き、残された龍太はキンタマの痛みと女子に泣かされた悔しさで、しばらくその場で泣き続けたのであった。
第一部終了。第二部に続く。
「【エロ小説・SS】女は男よりも弱い?そう思ってる男子は玉蹴りでわからせる」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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