桑原君からしたら起きたら目の前でクラスメイトが自分のあそこを触りながらオナってたわけか。
そりゃもう興奮が収まりませんな。
■所要時間:10分 ■約5367文字
アブっぽいやつ寄ってく?
「【エロ小説・SS】好きな人のお見舞いに行ったらつい出来心でオナニーしちゃった」開始
いない町並みを、半ば上の空にぼんやりと眺めていた。
現在時刻は午後一時半。
平日ということもあり、バスの中にはあたしを含めて2,3人程しか乗っていない。
別に、学校をサボってどこかへ遊びに行こうというわけではない。
現在、あたしの通う高校は試験期間の真最中であり、その間は午前中で学校が終わっ
てしまうのだ。
加えて、あたしが今向かっている場所は病院である。
別に、体の方に異常は無い。
今に限ってのみ、あえて言うなら精神の方が多少、不安定と言えなくもないかもしれないが。
では何故かと聞かれれば、単純に知り合いが入院しているからである。要はお見舞いだ。
ただし。
そのお見舞いの相手は、男だった。
さらに言えば、その男はあたしと同じクラスの生徒で、
『――次は、藤沢市総合病院前。お降りの方は・・・』
アナウンスの声にハッとして、あたしは慌てて「降ります」のボタンを押した。
お見舞いの相手――桑原君とは、今年、二年に上がる時のクラス替えで一緒になった。
彼はクラスの人気者だった。
物静かで受け身型な印象で、実際その通りなのだが、しかし内気という風は全然無く、ど
ころかクラスの男女40人全員と(ということは当然あたしとも)友達レベルという、むしろか
なりの社交上手だった。
内気でも活発でもなかったが、あたしも、どちらかと言えば受け身型で人間関係は狭かっ
たので、本来同類項であるはずの彼がすごく羨ましかった。
・・・三ヶ月くらい経ったころ、彼への羨望は恋心へと変わっていった。
普段、彼とは友達と一緒に話していたので、一度二人っきりで話したいと思
っていたあたしは、本当なら、すぐにでもお見舞いに来たかった、友達の多
すぎる彼のところには見舞い客が中々絶えなかった。
しかし、今日ならば、皆明日の英語の試験(結構難しく担当が鬼教師で有名、
低い点を取ったら怒鳴られて説教)の勉強を嫌でもしなければならない。
加えて、あたしは英語はそこそこ得意だったので、まあ、大丈夫だろうという
考えがあったわけで。だから、仕方なく今日までお見舞いを先延ばししていた
のだ。
「――すみません。桑原眞也(くわはらしんや)君の病室ってどこでしょうか」
「桑原様ですね。少々お待ち下さい」
病院に着いたあたしは、受付で目的の病室の場所を訊いていた。
智巳の住んでいる町、の一つ隣町の総合病院。
外観は流石に大きく、受付もそれなりの広さがあったが、しかし平日の昼下が
りだけあって人影はまばらだった。
「・・・お待たせしました。桑原様は722号室になります」
「ありがとうございます」
722・・・、7階か。
エレベーターに向かって歩き出す。
やはりこの時間帯だけに利用者があまり居ないのか、1階で停まっていたらしく
ボタンを押してすぐに扉が開いた。当然ながら、誰も乗っていない。
乗り込んで、多少外を確認し、「7」と「閉」を押す。
扉が閉まり、重力が増す。
1階、・・・2階、・・・3階。
階数が上がるにつれて、だんだんと緊張してきた。
トク、トク、という心臓の鼓動も、心なしか早くなっているように思う。
それもそのはず、受け身型なあたしは今まで男の子のお見舞いに来たことなど
一度も無かったのだ。
さらに、その初回が好きな男の子ので、しかも一人で、となれば尚更だった。
トクトクトクと、鼓動は早くなる。
・・・落ち着け落ち着け落ち着け。
心の中で繰り返し、目を閉じて深く呼吸するも効果は無い。
7階に着いた。
「えっと・・・」
エレベーターを降り、壁に掛けられた案内図でお目当ての病室を探す。
「こっちが『756~』だから・・・、えっと・・・、あ」
あった。
どうやら桑原君の病室は廊下の端っこらしい。
しかも、ここから結構離れている。
「・・・はぁ」
あたしは歩き出した。
しばらく歩くと、突き当たりの壁に右矢印に「~722」というゴシック体を確認し、
示された方向へとまた歩いてゆく。
時折、忙しそうに動き回る看護師さん(今はそう呼ばなければならないらしい)と
すれ違ったり、各部屋から話し声が聞こえたりするが、それでも廊下はびっくり
するくらい静かで、ともすれば、先ほどから緊張でドキドキしっぱなしの心臓の
音が聞こえてきそうだった。
「う~・・・、落ち着けってば」
なだめるように言ったところで、やはり効果は無かった。
受験の面接のとき以来だ、こんなに緊張するの。
というかそれ以上だ。
「・・・ここだ」
ようやく722号室の前に辿り着いた。
一応、表札を確認すると722という数字の下の四つの欄の一つに「桑原眞也」と
書かれていた。
というか、桑原君以外の名前が無かった。
どうやら、この病室には彼しか入っていないようだ。
病室の前は、静かだった。
どうやら、予想は当たったらしい。
さあ、あとは入るだけだ。
一人部屋と変わらないなら、ノックは必要だろう。
あたしは、手の甲でドアをコンコン、と叩いた。
・・・・・・
「?」
反応が無い。
もう一度、今度は少し強めに叩いた。
・・・・・・
「・・・・・・」
やはり反応が無い。
トイレにでも行ってるのだろうか。
入ろうか入るまいか迷ったが、しかし、もしトイレとかなら帰ってきたときに、ちょっとビッ
クリさせてあげようと思い、あたしは部屋に入った。
鼓動がまた、早くなった気がした。
四つのベッドの内、右奥だけがカーテンで仕切られていたので、今度は迷わずそこに入
った。
「・・・あ」
桑原君は、ベッドで眠っていた。
掛け布団の頭側が太もも辺りまでずれている。
体が多少傾いており、患者衣は乱れて腹が出ていた。
そこへ、ちょうど臍を隠すように右手が置かれていた。
・・・・・・
なんていうか・・・、桑原君、意外と寝相悪いんだ・・・。
すごく無防備な姿。
当然ながら、見るのは初めてだった。
んー・・・。
(・・・ちょっとかわいいかも)
なんとなく、和んだ気がした。
少し面食らったが、いい感じに緊張がほぐれたようだ。
どこかに椅子はないかなと、一旦その場を離れようとして、
「――ぷしっ」
くしゃみが出た。
現在十二月上旬。
雪こそ降っていないが、外は結構寒い。
病院の中は空調が効いているので、来るときに着ていたカーディガンは脱いでおい
たのだが、この部屋に限っては、今は暖房を切っているようだ。
少し涼しい気がする。
「・・・・・・」
ふと、桑原君を見る。
ずれた布団、剥き出しの腹、起きる気配はまだ全く無い。
・・・・・・
・・・・・・はぁ。
「しょーがないなぁ」
言いながらも、自然、頬が緩む。
なんとなく、役に立ってるような気がした。
まずは布団を掛けてあげようと、太腿のところに手を伸ばし、
「・・・うぅん」
桑原君が唸った。
起きたのだろうかと反射的に見ると、どうやら寝返りを打とうとしているだけのよ
うだった。
と、
――むにっ
「?」
右の手のひらに、なにか柔らかい感触が当たった。
なんだろうと思ってふと視線を正面に戻す。
「――!?」
あたしの右手は、うつ伏せになった桑原君の下腹部の下敷きになっていた。
つまり、今あたしの手の中にあるのは・・・
「や、やだ――!」
理解した瞬間、顔が赤くなったのが分かった。
が、どうしていいのか分からず、――手を引き抜けばいいだけの話だったけれど、
そのときのあたしはいきなりの事態に軽いパニック状態に陥っていたため、その姿
勢のまま固まってしまった。
ドク、ドクと、一時落ち着いていたあたしの心臓は、来るときよりも強く大きな鼓
動を始め、それに従って流れる血の音が、耳元ではっきりと聞こえる。
少し頭がボーッとしてきているようだ。
・・・・・・
手のひらには、柔らかいが芯のようなものが感じられる膨らみが。
指、人差し指と中指の所には、二つのしこりのようなものが、それぞれ感じられ
る。
(これ、が・・・)
高校生ともなれば性的な知識もそれなりにもっているし、自慰経験も何度かあっ
たが、しかし、実際に男の人の、それも同年代の男のモノを触るなどという経験
は全く無かったため、全てが未知の領域だった。
なんとなく、指を動かしてみる。
(これが・・・、桑原君の・・・)
自分の好きな人のを、不可抗力とはいえ勝手に触っているという事実に背徳感
を覚えながらも、しかし、それはだんだんと、確実に興奮へと変わりつつあった。
(わ・・・、すご、かたくなってきた・・・)
しばらく指を動かし続けていると、柔らかかったものが次第に固さを帯びていくの
が分かった。
寝ていても反応するというのは、恐らく知っている人は少ないだろうと思う。
それは最終的に手のひらに収まりきらないほどに大きくなった。
日本人の平均サイズは13cm程だという話だからそれは当然だが、しかし彼の
は心なしかそれよりも大きい気がした。
(こんなのが・・・入っちゃうんだ・・・)
自分のソコにそれが挿れられるところを想像すると、両足の付け根の間にじゅん、
と切ないような感覚が走った。
半ば無意識に、左手をスカートの中に差し入れ、下着越しにその部分に触れよう
とした。
(! だ、駄目駄目ッ!)
ブンブンと首を振る。
何を考えているんだ、そうだ、ここは病院じゃないか、もし誰か来たりしたら、それ
以前に桑原君が起きたらどうするんだ。
とりあえず別のことを考えて落ち着こう。
(えっとあたしは何しに来たんだっけそうだ桑原君のお見舞いだでも桑原君は寝て
いて寝相が悪くておなかが出ていて布団が捲れてて部屋がちょっと涼しくて風邪ひ
くといけないから暖かくしないといけなくてそれで布団を直そうとしたら桑原君のが手
に当たってきてだんだんぼーっとしてきてなんとなく指動かしてみたらだんだんと、
ってそうじゃなくて! 違う違う違うっ!!)
駄目だ、全然頭が働かない。
それにやめるんだったら、まずは手を除けなければならないではないのか。
分かっている。
分かってはいるのに、何故かふんぎりがつけられない。
手。
未だ彼の股間部を触っている手には、彼の体温が感じられ、時折、ピクリピクリと脈
打つように動くのが分かる。
ちらりと、桑原君を見る。
起きる気配は、まだ無い、ようだった。
・・・・・・
「・・・す、少しくらいなら・・・」
大丈夫だよね、と小さく呟くように言い、もう一度、左手をスカートの中に差し入れ、下
着越しにゆっくりとそこに触れる。
「んっ・・・」
軽く触った程度でも、その部分から痺れのような甘い感覚が背中を這い上がった。
下着はすでにしっとりと濡れていた。
(もう、こんなになってる・・・)
家で触っていた時だって、最終的にはこのぐらいの状態になってはいたが、けれども
触りもしないでここまで濡れるというのは正直びっくりだった。
そのままそこを揉みほぐすように、指を前後に滑らせる。
(・・・すごい・・・。 きもち、いい・・・)
普段と同じやり方のはずなのに、その緩やかな刺激さえひどく敏感に感じる。
ただでさえ濡れていた下着が、さらに溢れてくる水分を受け止め、吸いきれなかっ
た分が雫となり太腿に徐々に軌跡を描く。
指の動きが、段々と速さを増していく。
と、勢いが余って先端の突起を軽く弾いてしまった。
「――ひゃん!」
思わず大きな声が出てしまい、ハッとなって桑原君を見る。
・・・大丈夫、起きてない。
ホッと胸をなでおろし、再び指で、今度は突起――クリトリスの方を、注意しながら
そっと撫でる。
「くっ、んん、っ! んぅっ」
くりくりと転がす度に、びりびりとした感覚が走る。
必死に押し殺そうとしても自然と声が漏れてしまう。
「はぁ、はぁ、っ! ん、ぅあ!」
撫で、転がし、軽く引っ掻いたりしていると、次第に声を我慢することができなくなっ
た。
膝が震え始め、ぺたんと床に座り込んでしまいそうだ。
最早、途中で止めることなどできそうにない。
この異常な状況の中で、あたしはどんどん上り詰めていった。
「ああっ! ん、うぅ、――うああ!」
と、
――ぐいっ
「ふわ!?」
突然、左腕が引っ張られ、いきなりだったためろくに受身も取れず、あたしはベッドに
倒れこんだ。
桑原君と、目が合った。
いやいや、GJです!
「【エロ小説・SS】好きな人のお見舞いに行ったらつい出来心でオナニーしちゃった」終わり
なんかおもろいやつやらなんやら
な、なんやこれ?
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