■【エロ小説・SS】今日は徹底的にヤると決めたから引かれるまで責めるのをやめない 3発目
■タグ:エロSS・官能小説 クリ責め 淫語 連続絶頂  ■元ネタ:クリトリス責めメインのSSスレ

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    ケンジは男らしいのかそれともただのクリフェチの変態なのか。
    そしてついにイきたいと叫び盛大にイってしまった真理。
    ■所要時間:14分 ■約8792文字

    【エロ小説・SS】今日は徹底的にヤると決めたから引かれるまで責めるのをやめない 3発目

    【エロ小説・SS】今日は徹底的にヤると決めたから引かれるまで責めるのをやめない 3発目


    「【エロ小説・SS】今日は徹底的にヤると決めたから引かれるまで責めるのをやめない 3発目」開始

    クリトリス責めメインのSS~その2~スレより

    906: 真理クリ 2008/01/16(水) 02:49:37 ID:0cTakxrg
     下からぴったりと押し当てられた状態で、舌が左右に動いた。
     ゆるゆると、クリが転がされる。
     さっき指でイった時より数段ソフトな感触だ。
     動きも緩やか。
     だけど今は、そのすべてが快感だ。
     比喩だけど、私の身体は今キョーレツに乾いている。
     砂漠が雨を吸い込むように、微かな刺激まで全部味わおうとしている。
     お腹の奧の方が、クリと繋がっているみたいな感じがある。
     クリを舐められると、それがダイレクトに奧まで伝わる。
     お腹の中で、何かがきゅっとなる。
     その「きゅっ」が、快感を増幅している気がする。
     
     舌は、あの場所にあてがわれていた。
     クリの下の方、まるで身体の奧を舐められているみたいに感じる、根元の部分。
     そこにぴったりと押しつけられている。
     押しつけたまま、ゆっくりと動いている。
     揺らすように。
     起こすように。
     たまらない。
     切ない。
     泣きたくなるような、柔らかな快感。
     それがずっと続く。
     
    「ああああああ」

     ――え、嘘?
     突然、ひとまわり快感が大きくなった。
     ソフトな感触は変わらない。
     もどかしいのも変わらない。
     でも、少しだけ舌の動きが変わる。
     それだけで一瞬、すぐにでもイきそうなくらいの快感が走り抜けた。
     って、嘘でしょ? さっきイったのに。
     こんなの、おかしい。
     何度もイくっていう人もいる。っていうか、ネットとかでそういう話を見たことがある。
     でも、私はいつも、1回イけばそれで終わりだった。
     今日だってもう満足してた。
     心はもちろん、身体だって。……ちょっと前までは。
     なのにまた、昇り始めている。
     さっきイった時と同じように、急に始まっていた。
     刺激は同じなのに、受け取る快感がいっきに大きくなっていた。
     目の奥が熱い。
     頭の中が白くなる。
     そして、びっちりと縛られた太ももが、勝手に震えだした。

    907: 真理クリ 2008/01/16(水) 02:50:15 ID:0cTakxrg
     不自由な身体が、反らされる。
     やだ、嘘っ。
     マジでイきそう。
     どんどん気持ちよく、なっていく。
     ケンジの舌の動きが、ヤらしい。
     ゆっくりと、だけど、ずっと舐められてる。
     ――クリが、おかしくなる。
     あ、ホントに、もう。
     も、もう、もうすぐ、ああっ。
     ――い、やっっ!
     
     びくっびくっと何度も痙攣した。
     何の抑制も効かず、絞るような声を上げていた。
     激しく腰を揺らしながら、身体が快感を貪ろうとしている。
     でも、まだイってはいなかった。
     頂きを超える寸前で、一切の刺激が消えていた。
     クリは脈打ち、お腹の奧の熱い収縮も消えない。
     快感を求めて、身体が勝手にそうなっている。
     しかし、膨らみきった快楽は、ギリギリのところで爆発していなかった。
     
    「ああ、いや……」

     どうしたらいいかわからない。
     激しい欲求と、泣きたいほどの切なさだけがあった。
     
    「何が嫌? イきたかった? それともイきたくなかった? デッド・オア・ライブ」
     
     け、ケンジ……。
     それをいうなら「ライブ」じゃなくて「アライブ」だって。
     それに、ギャグだとしたって「デッド・オア・アライブ」じゃ意味違うし。
     どうしてもというなら「ライブ・オア・ダイ」の方がまだマシな気がするし。
     ――って、そんなことはどうでもいい。
     キミはいつから、そんな意地悪になったんだ?
     確かにちょっと残念なカレシではあるけど。それでも私にとって、一番のよき理解者だったんじゃなかったか?
     ……でも、怒りは湧いてこない。
     頭も身体もぐちゃぐちゃで、怒る気力なんか残ってなかった。
     ただ、切ない。失われた刺激が、恨めしい。
     快感の名残で未だにあそこがひくひくしている。
     その、一番ひくひくしているところへ、ヤツがまた舌を這わせてきた。
     
    「ああんっっ」
     
     ああ、もう、私って超簡単。
     簡単に、気持ちよくなる。
     失ったばかりの快感が、すぐに戻ってきた。
     全身が悦んでいた。
     ゆっくりと、また波が生まれる。
     徐々に大きくなる波が、身体の表面と内側を同時に伝わっていく。
     あ、そこっ。
     奧の方。
     ――ああ、いや、気持ちよすぎる。
     よすぎて、すぐにまた、昇り始める。

    908: 真理クリ 2008/01/16(水) 02:50:40 ID:0cTakxrg
    「ああ、ああ、ああ、ああ」

     自分の上げる声が、最高にいやらしい。
     でもそれすら気持ちいい。
     クリが、変になってる。
     凄くヤらしい、ケンジの舌。
     下の方から包み込むように、ゆっくりと押したり戻したりされている。
     舌の動きも強さも、ほとんど何一つ変わっていない。
     じれったくて仕方ない。
     だけど、そのもどかしさと同時に、快感が膨らんでいく。
     全身の力が抜ける。
     妖しい快感が延々と続く。
     目の前がチカチカしてる。
     与えられる刺激よりも、興奮の方が大きい。
     その興奮の大きさで、イってしまいそうだ。
     
     ああ、もっと。
     もっと、もっと。
     ああ、駄目、お願い。もっとっ。
     ああ、嫌、昇っていく。
     抑えられない。
     イきたい。
     イきたいのに、じれったい。
     だけど、ゆっくり昇っていく。
     ああ、ホントに駄目。
     もうすぐ、今度こそ、イっちゃう。
     
     脚が、つっぱった。
     震えている。
     ああ、クリが、弾けそう。
     お腹の奧の方まで伝わって、熱くなる。
     熱くて、きゅーってなって、それが何度も繰り返す。
     あ、もうっ。
     もう無理っ。
     もう少しで。
     イっちゃう。
     もう、すぐ。
     もうっ。
     イく。
     イ、……イ、イ、イ、
     
    「あううぅっ」
     
     ああああ、どうしてっ?
     どうして、また……。

     イく寸前だった。
     さっきよりももっと近かった。
     なのに、再び舌が離れていた。

    909: 真理クリ 2008/01/16(水) 02:51:00 ID:0cTakxrg
     辛かった。
     泣きそうだ。
     全身に溜め込まれた快感は、すでに限界を超えている。
     熱い欲求が渦巻いている。
     息が乱れて苦しい。
     クリは痛いくらいに張りつめて、どくどくしている。
     身体がびくんびくんと痙攣を繰り返す。
     それもまた泣きたくなるほど気持ちいい。
     イきそうな感じが、全然引いていかない。
     ああ、もう後ちょっとだったのに。
     なのに、どうして?
     
    「……ケ、ケンジっ」
    「イきそうだった?」
     
     平然とそう聞くケンジが恨めしい。
     私はただ、小さく唸ることしかできない。
     
    「イく時はちゃんと教えろって言ったじゃん」
    「だ、だって……」

     そんなの、恥ずかしい。無理。
     それに私、今はもう頭真っ白だし。
     
    「俺さ、マリのことホントに好きなんだよ」
    「う、うん……」

     うっかり返事しちゃったけど、一体何のこと?
     突然好きだなんて、……嫌じゃないけど、なんか変。
     私こんな恰好だし。
     何も考えられないし。
     ケンジの顔が、濡れてベタベタになってる。
     一瞬遅れて、どうしてそうなったのかわかった。
     私は慌てて目を逸らした。
     
    「本気なんだけど?」
    「え?」
    「性格とか考え方とか、喋り方とかも好きだしさ。ちょっとヒネクレてるトコとかもな」
    「あ、……うん」
    「笑顔も可愛いしさ、俺より数段センスいいと思うし」
    「……そうでも、ないよ」

     ああ、わかったから。今はそういうの、困る。
     私、こんなにおかしく、ヤらしくなってるのに。

    「もちろん身体も超お気に入りだけどな。スタイルいいし。胸はちょっと小さいけど、俺元々巨乳フェチじゃねえし」
    「あ、う、うん……」
    「あのさ。……ずっと言おうと思ってたんだけどさ」
    「……ん?」
    「俺さ、クリトリス好きなんだ。一日中舐めたりしてたいとか思う」

     うぎゃー、何すか、それ?
     甘いこと言いだしたと思ったら、突然のカミングアウト?
     それって、わざわざ言うことか?
     っていうか、知ってたけどな、クリ・フェチだってことは。
     突然の阿呆な展開に、私は逆に少し落ち着いた。
     だけど、それってケンジ的にはNGなんじゃないの?

    910: 真理クリ 2008/01/16(水) 02:52:29 ID:0cTakxrg
    「そんな『一日中』って、……ヒリヒリするからヤだ」

     真面目に答える私もどうかと思う。
     って、これ何の会話?

    「馬鹿、本気で一日中はしないって」
    「うん」
    「それにその、オマエのクリが好きなんであって、別に誰でも彼でもクリがあればいいとかそういう……」
    「……うん」

     何度もイきそうになったせいで、私の頭、壊れちゃったか?
     うろたえながら早口で、何とか愛のあることを説明しようとしているケンジを、可愛いとか思ってしまう。
     でも、それだけならまだいい。
     一日中はカンベンだけど、今はして欲しい。――なんて、こっそり思っちゃう私って、どうよ?
     
     ケンジの顔を見つめた。
     私のクリが好きなんだって?
     だったら、最後までやってイかせてよ、みたいな。
     ……さすがにそれは言えないよなあ。

    「でさ、もう少しだけ好きなようにさせてくれない? 頼む」

     うわ、頼まれたー!
     って、何頼まれてるんだ、私。
     っていうか、クリ・フェチ野郎に身体任せろって?
     っていうか、ていうか、「渡りに船」ってこういう時に使う言葉?
     それとも「望むところよ」とか言えばいいわけ?
     っていうか、ていうか、ていうか私、縛られてるし。
     拒否権なさそうだし。
     すでにイっちゃってて。
     その後、2度もイきそうになってて。
     ヤツはその一部始終を見てたわけで。
     多分、最初からヤツの計画通りで――。

     あ、駄目だ。
     私、壊れる。
     またされるって思っただけで、あそこがどくっとなった。
     クリがヒクってなった。
     お腹の奧も、きゅって……ええい、もういい。
     女は度胸だ!
     
    「うん、……して」
     
     言っちゃった。
     言った途端に、恥ずかしくて死にそうになった。
     自分の言葉以上に、それが意味する未だ不明な結末が不安だった。
     でも同時に、信じられないほどの興奮も感じていた。
     そのつもりはなかったけど、結果的に自分で自分を煽ってる。
     なんか、淫ら度200パーセント?
     クリ・フェチ相手にクリ解禁、残念なカレシに全部お任せ。
     マジで、私、どうかしてる。
     これはもう、壊れてるとしか思えなかった。

    (つづく)

    915: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:51:59 ID:lfkl0a+y
     すぐに舐められると思った。
     あるいはまた指で触られるか。
     だけどケンジはそうしなかった。
     身体を起こした状態で、私のお尻の向こうに座りこんでいる。
     びっちり縛られた私の脚は大きく開いたままだ。
     もう、閉じる力は残っていない。
     大事な部分が完全にさらけ出されていた。
     さっきからずっと見られてたわけだし、触ったり舐めたり、私よりもヤツの方が余程、身体の構造も含めて詳しい筈だ。
     それでも突然、羞恥が膨れ上がった。
     
    「ちょ、ちょっと! そんなトコ、じっと見るんじゃないっ」
    「そんなトコって、どんなトコ?」
    「ば、ばかっ」

     優しい筈の私のカレシは、超意地悪モードだ。
     なんか、いいように弄ばれている。
     確かに、快感に翻弄されている時は、恥ずかしいどころじゃない。
     感じだすと頭の中が熱くなって、何も考えられなくなる。
     興奮で羞恥心すら忘れてしまう。
     でも、しばらく阿呆な会話をしていたせいで、今は興奮もそこそこ、頭もそれなりにシャンとしている。……その筈だ。
     だからどうしても、これまでのことや、まさに今自分がどんな恰好しているかを意識してしまう。
     あそこは、ぐちゃぐちゃだ。
     できるだけ見ないようにしてるけど、見なくたってわかってる。
     その恥ずかしい姿を、中でも一番恥ずかしい部分を、ヤツは嬉しそうに眺めているのだ。
     
    「見るなって」
    「マリのクリ、すげー可愛い」
    「ばかばか、ばかっ」
    「怒ったマリも可愛いしさ」
     
     マジ、ムカツく。
     身体が自由だったら、殴ってるかも。
     でも、縛られてるし。
     なんか、ヤらしい気分も抜けないし。
     どうせなら、いっそのこと強引にイかせてくれりゃいいのに。
     ――って、タンマタンマ、私ったら何考えてるんだろ。
     やっぱ壊れたか?
     自分自身に不安を感じてる私に、ケンジが妙に真剣な声でいった。
     
    「マリ……」
    「な、なんだよ」
    「愛してる」

     こんなヤらしい恰好に縛り上げた状態で、愛の言葉を口にすなー!
     そういうことは、もっとムードのあるシチュで言いやがれ。
     ……それに。
     なんでオマエはそうなんだ?
     愛を囁いたばかりのその口を小さく尖らせて――。
     そうしてケンジは、私の股間に顔を埋めてきた。
     
    「ちょ、おま、ばかっ!」

     なんか前にも似たような展開があったような。
     成長しないケンジが馬鹿なのか、それとも私が阿呆なのか。

    916: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:52:45 ID:lfkl0a+y
     恥ずかしくて残念で、腹立たしくて悔しくて。
    「愛してる」なんていわれた直後だ。これが普通のキスならば、そりゃ私だって悪い気はしない。
     だけどヤツは、すぼめた唇をわずかに開き、クリの周りを覆うように重ねてきた。
     これじゃ素直に喜べない。
     なんか泣きたい。
     さっきそこにキスされた時は、刺激が強すぎた。
    「もういい」って思った。
     だけど、今度はぜんぜん、辛くない。
     っていうか、心はともかく、身体はびっくりするくらい悦んでしまっていた。
     ついさっき、自分のカレシの残念ぶりを思い知らされたばかりだというのに、身体の方は全然残念がっていない。
     というより、「お待ちしてましたぁ~」とばかりに、あの興奮が蘇ってくる。
     すぐに「ああん」なんて声まで上げてしまい……。
     どうなのよ、自分。
     ちょっと、情けない。
     だけど、すぐに快感が走り、気力の全てが削がれてしまい。
     
     長い長いキスだった。
     さっきみたいな、ちゅっ、みたいなヤツじゃなくて。
     もっとディープな濃いヤツ。
     でも、されてるのは口じゃなくて、あそこ。
     周りを唇で包まれて、クリを吸われる。
     そして舌が絡まって。
     右に左に舌が動き、敏感な突起が倒された。
     
    「あううっっっ」

     いきなりの濃い愛撫に、忘れていた快感がいっきに弾けた。
     さっきみたいなソフトな触れ方ではない。
     スピードはそんなに速くないけど、しっかりとクリが圧迫されている。
     何度も左右に倒すみたいに舐められ、それから上下に動かされる。
     舌先で先端をなぞられたかと思うと、今度は全体を転がすみたいに震わされる。
     
     すぐに、かーっと顔が熱くなった。
     頭の中にも、あっと間に熱が広がっていく。
     あそこはすでにたっぷり濡れている。なのに、さらにどくどくと奧から溢れてくる。
     
    「ああ、ああ、ああ……」

     私の声、大きい。
     さっきよりも、もっと。
     なんかもう、我慢とか、そういうの無理。
     恥ずかしいとか、いやらしいとか、どうでもよくなる。
     だって、こんなに気持ちいい。
     身体が、悦んでいる。
     本当は、して欲しかった。
     そうやって、いやらしくされるの気持ちいい。

    917: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:53:24 ID:lfkl0a+y
    「ああっ、ああっ、ああっ」

     声を上げる度に、快感が増えていく。
     ケンジの舌が気持ちいい。
     舐められて、昇っていく。
     ゆっくりだけど、もう私は知ってる。
     そうやってもどかしさが溜まっていくのも、イくための序章だってことを。
     やがて快感が突然大きくなって、そこから先は割とすぐだってことを。
     
    「マリ、好きだ」
    「う、んっ」

     ケンジの舌が離れた瞬間、身体が勝手にびくんとなった。
     そして、どうしようもない欲求が押し寄せてきた。
     駄目、続けて!
     
    「マリのここが好きだ」

     そういって、ケンジはすぐに、ちゅるっとクリを吸う。
     だから返事は、悲鳴に近い喘ぎ声にしかならなかった。
     何かを持っていかれるような、ヤバい快感。
     苦しくはない。
     だけど、おかしくなる。
     一瞬バチっと、目の前に小さな光が走るみたいな気がする。
     再び、ケンジの口が離れた。
     
    「マリのクリが大好きだ」
    「あうっ」

     返事を待たずに、クリを吸われる。
     縛られたまま、腰が跳ねる。
     そしてまた、吸われる。
     イく時の快感にも似た、鋭い刺激が駆け抜ける。
     一瞬、気が遠くなる。
     そして、唇が離れる。
     それも、いい。
     吸われて、解放される時の刺激。
     そしてまた吸われる悦び。
     強くて、鋭くて、それがどんどん積み重なっていく。

    「ああっ、ああっ」

     ああ、そんなにされたら――。
     大きな快感がはじけそうな予感が、膨らんでいく。
     それ続けられたら、確実にイく。
     まだだけど、でも、近づいてる。
     ああ、それ……。
     気持ち、いい。
     でも。
     ケンジの口がまた離れた。

    918: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:53:52 ID:lfkl0a+y
    「気持ちよくなってるか?」

     聞くなよ、わかってるくせに。
     こんなに濡れてて。
     こんなに声出てて。
     全身がひくひくしてて。
     ああ、もう、イきたい。
     イきたくなってる……。
     
     再びそこをなぞられた。
     舌だ。
     いつものように、撫で上げるみたいな舐め方。
     ぞくぞくするような快感が、クリからお腹に走り抜ける。
     たっぷり舐められ吸われたクリは、もう何をされても信じられないほどの快感として受け止めるみたいだ。
     そして――。
     下から舐め上げられるのを何度か繰り返され、突然それがやってきた。
     ひとまわり、大きな快感。
     頂上にいたる激しい流れ。
     しかも、前より強く舐められている。
     はっきりとした感触が後から後から重なって、ぐいぐい大きくなる。
     
    「ああっ、もう、だ、めっ」

     速い。
     もう限界に近づいている。
     絶頂へと続く快楽の奔流が、熱く太く育っていく。
     ああ、もう。
     届きそう。
     前より凄い。
     もう、無理。
     イっちゃう。
     ああっ、イく、私、イっちゃうよ。
     駄目、ホントにイっ……あああああ。

     そして。
     舌が、離れていた。
     刺激が無くなっていた。
     わけわからなかった。

    「あぁっ、やめちゃ駄目っ!!」

     身体はびくびくしている。
     あそこもずきずきしている。
     何度も何度も、腰が動いた。
     だけど、ホントにぎりぎりのところで、まただ。
     まだ、イってないのに。
     つらい。つらすぎる。
     イきたい。
     イきたいっ。
     ああ、もう、もうっ。

    919: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:54:40 ID:lfkl0a+y
    「気持ちいいか?」

     ケンジの声がした。
     それだけで涙が出そうになった。

    「う、うん、……だからっ」
    「イきたい?」
    「ああっ、うんっ、うんっっ」

     そしてまた、舌が戻ってきた。
     下から上へ。
     回すように。
     軽く吸われた。
     キスするみたいに。
     
    「あうあああっ」

     快感は一切消えていなかった。
     身体の中に、爆発寸前の快楽が貯えられている。
     まるで身体全体がクリになったみたいに。
     クリへの刺激、その感覚が全身に満ちている。
     ――ああ、また。
     また昇る。
     もうすぐ。
     そしてまた、舌の動きが止まった。

    「あああああああああ」

     でも、今度は舌が離れていかない。
     クリに押し当てられたままだ。
     しかも、さっき最高におかしくなったところ。
     下の方、――何故か深く感じる部分に、舌先がもぐりこんでいた。
     でも、動きはない。
     ただじっと、押しつけるようにされている。
     
    「あああおっっ、そ、れっ」

     ぎしぎしと音をたてて、全身が揺れる。
     身体はもうイく寸前だ。
     クリがずきずきと疼いている。
     その超敏感な突起を持ち上げるみたいに、舌が押し当てられている。
     弾ける間際の巨大な快感と欲求が、その内側に溜め込まれている。
     そしてさらに大きく膨らむ。
     
    「嫌ぁああっ、もうっ、イきそうっ。だから、だからっ」

    920: 真理クリ 2008/01/17(木) 01:55:10 ID:lfkl0a+y
     もう駄目っ。
     イきたいイきたいイきたいホントにイきたいっっっっっ。
     舌が、それ、ホントに、ああ、嫌、そこは、それ、おかしく、駄目。
     そしてまた。
     クリにあてがわれた舌が、僅かに動いた。
     
    「ぅぁあああっ、もうっ」

     目の奧に火花が散るような模様が見えた。
     感覚の爆発があった。
     お腹の奧でも快感が破裂していた。
     いっきに高まる熱が、お腹から胸を走り抜け、頭の中ででたらめな方向に弾けた。
     クリが脈打っている。
     その脈で、新しい快感が爆発する。
     爆発は前の快感に重なり、さらに大きく弾ける。
     そしてその快感が弾け続けるクリを、ゆっくりと押し上げるように舌が動いた。
     舌の動きはごく僅かだった。
     それでも、クリ自体の興奮と脈動で、たっぷりと溜め込まれていたものが限界を突破した。
     
    「ああイっちゃうっ、……イくっ、イくイくイくーっ!」

     あ、あ、凄い、気持ち、ああいや、いや、いいいいっ。
     舌、ケンジ、の、舌ぁ、あ、あ、あああ、ゆっくり、ああ、いやああ。
     い、や、いや、ああイくっ。
     イ、く、イ、ってる、イってるっ。
     そこ、ああ、舌、動く度に、ああ凄、い凄いま、だ、いや、まだっ。
     おかし、い、いや、いや、いやぁっ。
     ああっ、それ、ヤバ、い、クリ、舌で、ああっっっっっ。
     い、い、い、い。
     ま、だ、イって。
     ああっ、終わら、ないっ。
     どうか、なっちゃうっ。
     ああ、まだ、イって、る――。
     どうし、て、ああっ、どう、して、クリが、こん、なの、もう、ああもう、もう駄目、それは、もう駄目ぇっっっ!
     
     イってるのに、それでもまだもどかしかった。
     クリに押しつけられた舌の動きは、相変わらずゆっくりだ。
     だが、根元の方から持ち上げるように舌が動くと、いったんは弱くなり始めた脈動が再び強くなる。
     規則的な脈動のひとつひとつが快感となって、さらなる高みへと押し上げられる。
     頂きはひとつではなかった。
     何度もそこを超え、その度にまた高く昇って次の頂きを超えていく。
     白や赤の稲妻みたいな模様が、何度も光るのが見えた。
     全身が硬直し、同時に四方八方に拡散しながら、ふわふわと浮き上がる。
     怖いほどの快感が次々と炸裂し、意識が弾け飛んだ。
     一瞬のことなのか、どれくらいの時間のことなのかはよくわからない。
     私は凄く高いところを次々と超え、あるいは深いところへ落ち続けた。
     
    (つづく)

    923: 名無しさん@ピンキー 2008/01/17(木) 06:08:10 ID:/N15f/dQ
    焦らしかたが尋常じゃないなw作者の愛とこだわりがひしひしと感じられるよ
    けしからんもっとやれ!激しくGJ!!

    924: 名無しさん@ピンキー 2008/01/17(木) 08:21:29 ID:2SqE/Xkc
    もうホントにやばい・・

    俺にとっては完全なる神光臨だw もう GJ とか過ぎちまってるよ!!

    926: 名無しさん@ピンキー 2008/01/17(木) 17:52:20 ID:toO/AGp3
    こういう彼氏欲しい・・・・毎回腰がガクガクで頭真っ白になりそうだけど。

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    「【エロ小説・SS】今日は徹底的にヤると決めたから引かれるまで責めるのをやめない 3発目」終わり

     

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